人生の最期に後悔しないために【ローマ10:14】

2022年

信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょう。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝える人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。

ローマ10:14

もし今日、天に召されるとしたらどうしますか?

私たちは、いつ召される分からないのです。

召される迄に、一番しておきたい事は何ですか?

あれだけは、絶対に処分しておきたい・・とか(笑)

あの人に謝っておきたい。もしくは、あの人に一言文句を言っておきたい・・

我が子に「ずっと大好きだよ」と伝えておきたい・・・

大切な人な人を残して天に召されるとしたら、どうしますか?

最後に何を話しますか?

私が教会に行き始めた時、礼拝でこんな話を聞きました。

「人間は生きていたように死んでいく」

最期、自分の姿は取り繕えないという事です。

自分がどの様な人生を送って来たかが、最期に現れるようです。

怖いですね・・・(笑)

自分の人生の最期は、家族に看取られて、気の利いた言葉を残そう・・・と密かに思っていたとしても、上手くいかないようです。

最期に、残したいものは何ですか?

アブラハムリンカーンの母親ナンシーの話を聞いた事はありますか?

リンカーンの家はとても貧しい家庭であり、両親は無学の労働者でした。

十分な教育を受けていなかった母親ですが、幼いリンカーンにはいつも聖書を読んでやり、信仰の種を蒔いたそうです。

母親は、リンカーンがまだ小学生位の時に亡くなられました。母親はリンカーンに、

「汝は百エーカーの農場を持つよりも、一冊の聖書を持つ者となりなさい」という言葉を残されたようです。

リンカーンは生涯、この言葉を大切にし、人に贈る言葉として使われていたそうです。

お金持ちになったり、成功した人生を送るより、聖書に従って生きる人になって欲しいという意味です。

母親の信仰が、子に継承され、多くの人がリンカーンから影響を受ける事ができました。

リンカーンの母は、自分にとって、息子にとって、人間にとって、一番大切だと思う事を残されたのです。

自分の人生を、根底から大きくつくり変えてくれるもの。

自分の人生の中で最も素晴らしいもの。

必ず主だけは離すことなく、握りしめ、人生を歩みなさい。

イエスキリストの御名だけが救いがあると知っているから、母はこのような言葉を残したのです。

種を蒔く人が居なければ、実は結ばないのです。

私たちはどうでしょうか?

何が一番大切ですか? どの様な言葉を最期に残すべきですか?

私たちは、自分の周りの大切な人に、必ず福音を伝えるべきです。

そしてそれは、死の間際ではなく、出来るだけ早い時期から、種を蒔き、芽がしっかり成長できるように水をやりフォローして育てるべきなのです。

自分の小さな種まきが、大きな大きな実を結ぶかもしれません。

何よりも、罪赦され天の御国に入れるように・・・特に、大切な人には、必ず祈って種まきです!

「いつか伝えよう」という考えはしない方が良いです。

「時間が出来たらいつか読もう」と思っている本は、いつになっても読めないのと同じです。

私たちは、最期に残す言葉を決めていたとしても、最期の時間が与えられるかどうかは分からないのです。

人生最期に後悔しない為にも、今から、種を蒔くべきです!

今から大切な周りの人たちに、福音の種を蒔き、祈るべきなのです。

福音を伝える者となれますように・・・

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