天の御国に行ったら・・・【ヨハネ14:1-3】

2022年

「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。

わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。

わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。

ヨハネ14:1-3

 

この御言葉は、イエス・キリストが十字架に架かられる前夜に、弟子たちに語られた言葉です。

主イエスが自分たちから去っていくと教えられ、弟子たちは、恐れ、心を騒がしていました。これまで自分たちを守り導いて下さった主イエスがおられない世の中に、弟子として生きる恐れもあったと思います。イエス様は、「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。(14:1)」続いて天の御国の住まいを用意すると言われました。(14:2、3)

これは、弟子たちに「永遠のいのち」を与える約束です。「永遠のいのち」とは、地上での生涯を終え、神のみもとで永遠に住むことです。私たちの肉体の死は、私たちの終わりではない、存在が消え失せるのではなく、主イエスにあって「天の御国」へ導かれるのです。

 

いつの日か、私たちの肉体は終わりを終え、この世を去る時が来ます。

天の御国に行って、イエス様に会ったら・・・

どうしたいですか?? 何をしたいですか??

 

私は・・・大きな声で「ただいま!!楽しかった!!」と言いたいです。

イエス様に「お帰り!!」「よく頑張ったね!!」と言ってギュッと抱きしめてもらいたいです。

これを想像するとニヤニヤしてしまいます(笑)

 

昔、夫に「天の御国に行ってイエス様と会ったら何したい?」と聞いたら

「えー--! 考えたことなかったな・・・う~ん、、イエス様の前で泣きたい。大泣きしたい・・」と言いました。

その答えにちょっとビックリしました。

夫の人生を考えたら、貧しい家に生まれ、苦労が沢山あって、人より遠回りするしか方法がない事が多かったと思います。昔、韓国は中学は義務教育ではなかったんです。だから、夫のご両親は、夫に「中学には行かず、働いて欲しい」と言われたそうです。夫は小学校を卒業してから工場などで働きました。小さい子どもが大人の中に入って働くのは大変だと思います。沢山嫌な思いしたと思います。無意味に叩かれ、無視されることも多かったようです。そんな中でも働きながら、夜は図書館に通い、独学で5教科勉強して、高卒認定試験を受けました。すっごく時間がかかりました。教えてくれる人が居なかったので・・・ でも結局は、人よりはかなり遅れましたが、大学・大学院と進学することが出来、牧師になれました。(韓国では大学院まででないと牧師になれない)

夫は、神様の導きにはもちろん感謝しているけれど。。辛かったことが多い人生だったので、、「泣きたい」思いを持ったまま今も生きているんだな・・・と思いました。夫の答えに、「もっともっと癒しが必要」だと思いました。

 

他の人にも聞いたことがあります。「イエス様に会ったらどうしたい?」

人それぞれ、答えが違いますね。

ある友達は、夫のように「えー-」と迷う事もなく、「聞きたいことが山ほどある!!!」と怒り気味で答えました。「あの時、どうして助けなかったのか?」「あの時・・・」「あの時・・」と次から次へと「あの時・・」の話が続きました。

ある人は、「え・・・会える自信がない・・・会えないかもしれない」「イエス様信じてたら会えるよ!」と言ったら、「とりあえず・・・ごめんなさいって言うかな・・」と言いました。

ある友達は「えー--分からない・・・ 何て言えばいいのか分からないし、怒られそうな気がする・・・」と答えた友達がいます。

よくある答えが、「聞きたいことがある」でした。

自分の答えが、もしかしたら主との今の関係の現われかも・・・

主は私たちが天の御国に帰ってくるのを待っておられます。

「怒られるかも・・・」「会す顔がない・・・」と思ってしまったら主も凄く残念に思われると思います。

喜び一杯で会えるように今から準備しましょう!

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