私にできる事。私がするべき事。【マタイ13:3-9】

2021年

 

イエスは多くのことを、彼らにたとえで話して聞かされた。「種を蒔く人が種蒔きに出かけた。

蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると鳥が来て食べてしまった。

また、別の種が土の薄い岩地に落ちた、土が深くなかったので、すぐに芽を出した。

しかし、日が上ると、焼けて、根がないために枯れてしまった。

また、別の種はいばらの中に落ちたが、いばらが伸びて、ふさいでしまった。

別の種は良い地に落ちて、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結んだ。

耳のあるものは聞きなさい。」

マタイ13:3-9

 

私たちはひとり一人個性を持っている。

その個性とは遺伝的であったり、生まれつきの気質であったり、また後天的な物もある。

今まで受けた教育や個人の努力によるもの。

人との出会いであったり、無意識に影響を受けることもある。

多くの要因が影響し「個性(パーソナリティ)や性格」が形成される。

このような要因によって、人によっては外交的な人と内向的な人、情熱的な人と冷静な人、

気が長い人と短い人などの性格ができていく。

それにより人との接し方や物事のとらえ方などが変わってくる。

ひとり一人のパーソナリティが違ってくる。

主は私たちのひとり一人のパーソナリティを考慮しながら導いて下さる。

皆がおなじパーソナリティを持ってほしいと思っては居られない。

ただ聖霊の働きに抵抗せず、キリストの御顔を反映するパーソナリティを目指すべきである。

 

私たちクリスチャンは「土地」のようなものである。

私たちがするべきことは、

自分という土地から実を結ぶために、不必要な雑草や必要ない石を取り除くことだ。

可能な限り取り除き、良い土地にする。

主の実を結ぶために、肥えた土地を準備する。肥えた土地は完了するものではなく

日々の手入れが必要となってくる。

自分の土地から石と雑草を取り除き、肥えた良い土地となるべきである。

そうすれば、沢山の実を結ぶことが出来る。

ある者は30倍。ある者は60倍。ある者は100倍の実を結ぶ。

この差は、主の計画によるものかもしれないし、私たちの準備の差かもしれない。

私に出来ること、私がするべきことは、

主が私の望む土地を準備するということ。

自分のパーソナリティを高め、自分から不必要なものを取り除き、霊的に豊かに生きる。

そして私に与えられた土地に、主の思いのままに実を結んで頂こう。

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