私たちの心の多くを支配しているもの【ヨハネ16:33】

2024年

わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。

ヨハネ16:33

2日ほど前のブログに書いた31歳の男性Bさん。

生まれた時から障害があるようで、自分で動くことが出来ません。

話す事も出来ません。何も出来ないのです。

お母さんは毎朝7時半に病院に来られ、

朝、昼、夕とBさんに食事介助。

夜8時頃に帰宅されるのです。毎日。

その姿を見ながら、何とも言えない気持ちになるのです。

私がこのお母さんだったら、

妊娠中の何かが悪い影響を及ぼしてしまったんじゃないだろうか。

私は人生で何か大きな罪を犯したからかもしれない。

…なにかしら自分の責任を感じ、子どもに対して

申し訳ない思いを感じるんじゃないだろうか。

もっとこうすれば良かった。とか

もし、私がもっと健康に気を付けて生きていたら…とか

過去を思っては、悔やむのです。

それと同時に、

これから先の不安も感じると思います。

順序で言えば、親が先に天に召されるのです。

私がいなくなったら、この子は生きていけるんだろうか。

私の体力がなくなったら…

私が病気になったら…

私が介護を受けないといけなくなったら…

考えれば考える程、不安しかないと思います。

…今朝は、いつもより少し早めにお母さんが来られたのです。

「おはようございます! 今日はちょっと早いですね!」と声をかけて見ました。

思いの外、少し話をしてくれました。

私「今朝、オムツのチェックに行った時、少し汗をかいておられたので、

掛け布団を胸の下あたりまで下ろしています。

昨晩もグッスリお休みになっておられましたよ~」というと、

ニコッとされ、直ぐに少し暗い表情。

私「毎日、お疲れですよね…大丈夫ですか…?」というと

母「出来る限りのことをしてあげたいの…

明日、何が起こるか分からないでしょ。

だから、今日、出来る限りのことをしたいのよ…」と言われました。

その言葉一つ一つに、色々な事を考え思い悩まれている…と感じました。

私「そうですよね。でもお家に帰られた時は、ゆっくりして下さいね。

病院には看護師さんも、お医者さんも居てますし、

Bさんの体調の変化はナースステーションからでもチェック出来ていますから…」

…多分、このお母さんはクリスチャンではないように思います。

主に祈る事が術を知らないなんて…

どんなに不安いっぱいの人生を歩まれているんだろう…と思いました。

そして気付いたのです。

私たちは、過去を思っては、

もっと、こうしてたら…

もし、こうしてたら…

もっと今の自分の状況は変わっていただろうに…と後悔するのです。

そして、未来を考えながら、

まだ起こっていない未来を心配するのです。

もし、こうなったらどうしよう…

もし、こんな事が起きたらどうしよう…

私たちは、今、現在を生きながらも、

私たちの心は、

過去を嘆きと、未来の不安に囚われているのです。

私たちの心は、

変える事が出来ない過去と、

起こってもいない未来に支配されているのです。

…主は私たちの心がこのような支配を受けて

生きていくんだとご存知だったと思います。

だからこそ、今日の御言葉が与えられていると思うのです。

主に拠って平安を得なさい。

この世には艱難がつきもの。

勇敢でいなさい。

私はもう既に、世に勝ったのだから‼

私たちは、過去のも未来にも、支配されてはいけないのです。

私の心の中心に主を置く。

心の中心を主に置き換える為に、

私は賛美が一番だと思います。

もしくは礼拝。

今ある不安を脱ぎ捨て、主の平安に包まれる為に。

心からの礼拝。

心からの賛美。

この方法で主に包まれよう…‼

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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