わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。
ヨハネ15:5
今日は夜勤明けです。
私が配属されている病棟では、いつも夜勤の時、
看護師さんが3名と助手が1名の体制。
しかし、昨日は看護師1年生も、
先輩のフォローを受けながらの一緒の夜勤でした。
ですので、昨日は看護師さんが4名と私。
今年度、病棟には3名の1年生が配属されています。
そして今の時期、先輩たちの指導を受けながら
一人立ちをして行く1年生が出てきます。
昨日の1年生Aさんは、まだ一人立ちが出来ない様子。
先輩たちもAさんを心配しています。
私が見ても、Aさんは3人の1年生の内、一番マイペースな感じ。
いつも先輩に注意されています。
「まず、何をしないといけなかったっけ?」
「今日の予定を話したよね。今7時だよ。何をするんだっけ?」と言われても
Aさんは「えーっと…何でしたっけ?」と言った感じ。
毎回、同じことを注意されている様子。
そして毎回アドバイスを貰いながらも、忘れる様子💦
先輩看護師さんは、自分1人の業務も忙しい上に、
教えても直ぐに忘れて何もしていない1年生にイライラ…
私に「本当に…何度注意しても返事はするのに…
やる気がないように見えません?」と言われます。
1年生は私の長男と同じぐらいの年頃なので、
私は普段から凄く可愛く見えていました。
いつも「今日も、頑張って仕事来たね!」と声をかけていました。
1年生は、最終的に、病棟で一人立ち出来ないと判断される可能性があります。
その場合、病棟からは離れて事務手続きのような仕事へと移されるのです。
何となく「脱落」といった雰囲気。
第一線では働けなくなるのです。
1年生にとって「脱落」はしたくない。早く一人立ちしたいのです。
1年生は、去年脱落した人どのような感じの人だったのか?
どのような人が脱落すると思うか?と私に聞いてきたりします。(多分、私は立場が違うので話しやすい)
私はいつも「今日も積極的に仕事頑張ってね。色々と質問できるのは1年生のうちだよ。
直ぐに先輩になるんだから、質問される側になるんだから、
今のうちに質問して!」と言っていました。
そして、昨日Aさんは先輩に注意をされているのに、
反省した態度ではなく、先輩の話も途中で席を外すのです…💦
私は、え…💦ちょっと思ったより態度悪いな…と思っていました。
先輩看護師さんが「LBさん、どう思います今の態度…」とため息。
「もう、Aさんは言ってもダメな気がする…」と言われていました。
それから少し時間が経ってから、
Aさんが私の所にきて「あの後、あの先輩、私のこと何かいっていました?(笑)」と聞くのです。
私「悪く言ってるんじゃなくて、心配してるよ。」というと
A「本当の事、言ってくれていいですよ~(笑)」
私「本当に心配してたよ~ でもさ、私が見て思ったけど、
先輩は優しすぎると思ったよ(笑)」
「数年前の1年生だった先輩たちは、毎日のように怒られて泣いてたって聞いてるし…」というと
A「泣かされるとかって、あり得ないですよね!
私は泣かされたら、絶対に辞める!
実際に同期でも、もう辞めた子が数人いるんですよ~」と言うのです。
私「え…💦 辞めた子はこれからどうするの?」
A「美容系の看護師として働きます。」
美容系の看護師とは、整形外科など、目の二重などという
診察科目が限定的で、残業や急変などの対応がなく、
病院の看護師さんのような重労働ではなく、
給料は高額のようです。
A「人によっては、仕事は合う合わないがあるので、
私もここが合わなければ美容系に行くつもりです」
と言うのです。
私「そうなんだ… でもさ、病院の看護師さんになりたくてなったんじゃないの?」
A「そうなんですけど。でも自分に合わなければ仕方ないし
実際問題、美容系の方が楽だし収入もいい」
ちょっと驚きました。
美容系の看護師さんという職業に問題がある訳ではないのですが。
Aさんの考え方に驚いたのです。
すっごく努力して頑張って…それでも自分が1人立ち出来なくて
他を選択するのであれば、分かるのですが。
私が見る限り「凄く頑張ってる」という態度だと感じないのです。
見かける度に「今日、しないといけない事言ったよね」
「まず、今、何をしないといけないの?」と同じことを言われています。
そして、反省しているような、落ち込んでいるような様子もない…
自分に合うか合わないか…
自分が合わせようと努力しても、でも合わなかった💦
…ではなく、
仕事が自分に合うかどうか。
Aさんの判断は、自分が合わせ動くことはないのです。
これは…なんだろう…と思ったのです。
もし私だったら「あ…💦どうして自分は出来ないんだろう…💦」と
落ち込むと思います。
そしてしないといけない事が多く、直ぐに忘れるのであれば、
いつもメモを取るなどという改善策を講じると思うのです。
私がAさんのように「何度も言ってるよね」という風に言われ続けたら、
落ち込むと思います。
自分が出来ないという事において。
落ち込み、反省し、出来ない自分が情けなく思い落ち込む。
しかし、Aさんは落ち込んでいないのです。
Aさんが一人立ち出来なかった場合、
落ち込むことなく、単に自分には合わなかった思うんだと思います。
あれ…これでいいのか?と思ったのです。
Aさんのように受け止めれば、
自分の能力に対しで落ち込むことがなく
傷付く事もないように思います。
しかし、Aさんは、
先輩たちが「Aさんは努力しなかった」と評価されている事には、
気が付かないと思います。
Aさんは、自分が合わせに行くべきだという事を知らないのです。
…私の信仰はどうだろう…と思ったのです。
1人勘違いして時間を過ごしているかもしれない。
いつか、主に会ったとき
「あの時、あなたはどうして何もせず、自分は祝福を貰えない」
「どうして、あなたは勝手に自分は主に忘れられていると思ったの?」
「私はずっとあなたと共にいると聖書を通して約束したのに…
どうしてそれを信じようとしなかったの?」と
言われるかもしれません。
私の中にもAさんのように、勘違いして過ごしているかも…
勘違いしてそれが当たり前かのように
自分が思いを主張しているかもしれません…
本当は必要のない心配をしているかも
本当は反省しないといけないのに、
自分なりの主張をもちスルーしているかも…
自分の信仰生活において、勘違いして過ごしている所を
主に祈ってみようと思います。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)