勘違いで後悔するかも…【ヨハネ15:5】

2024年

わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。

ヨハネ15:5

今日は夜勤明けです。

私が配属されている病棟では、いつも夜勤の時、

看護師さんが3名と助手が1名の体制。

しかし、昨日は看護師1年生も、

先輩のフォローを受けながらの一緒の夜勤でした。

ですので、昨日は看護師さんが4名と私。

今年度、病棟には3名の1年生が配属されています。

そして今の時期、先輩たちの指導を受けながら

一人立ちをして行く1年生が出てきます。

昨日の1年生Aさんは、まだ一人立ちが出来ない様子。

先輩たちもAさんを心配しています。

私が見ても、Aさんは3人の1年生の内、一番マイペースな感じ。

いつも先輩に注意されています。

「まず、何をしないといけなかったっけ?」

「今日の予定を話したよね。今7時だよ。何をするんだっけ?」と言われても

Aさんは「えーっと…何でしたっけ?」と言った感じ。

毎回、同じことを注意されている様子。

そして毎回アドバイスを貰いながらも、忘れる様子💦

先輩看護師さんは、自分1人の業務も忙しい上に、

教えても直ぐに忘れて何もしていない1年生にイライラ…

私に「本当に…何度注意しても返事はするのに…

やる気がないように見えません?」と言われます。

1年生は私の長男と同じぐらいの年頃なので、

私は普段から凄く可愛く見えていました。

いつも「今日も、頑張って仕事来たね!」と声をかけていました。

1年生は、最終的に、病棟で一人立ち出来ないと判断される可能性があります。

その場合、病棟からは離れて事務手続きのような仕事へと移されるのです。

何となく「脱落」といった雰囲気。

第一線では働けなくなるのです。

1年生にとって「脱落」はしたくない。早く一人立ちしたいのです。

1年生は、去年脱落した人どのような感じの人だったのか?

どのような人が脱落すると思うか?と私に聞いてきたりします。(多分、私は立場が違うので話しやすい)

私はいつも「今日も積極的に仕事頑張ってね。色々と質問できるのは1年生のうちだよ。

直ぐに先輩になるんだから、質問される側になるんだから、

今のうちに質問して!」と言っていました。

そして、昨日Aさんは先輩に注意をされているのに、

反省した態度ではなく、先輩の話も途中で席を外すのです…💦

私は、え…💦ちょっと思ったより態度悪いな…と思っていました。

先輩看護師さんが「LBさん、どう思います今の態度…」とため息。

「もう、Aさんは言ってもダメな気がする…」と言われていました。

それから少し時間が経ってから、

Aさんが私の所にきて「あの後、あの先輩、私のこと何かいっていました?(笑)」と聞くのです。

私「悪く言ってるんじゃなくて、心配してるよ。」というと

A「本当の事、言ってくれていいですよ~(笑)」

私「本当に心配してたよ~ でもさ、私が見て思ったけど、

先輩は優しすぎると思ったよ(笑)」

「数年前の1年生だった先輩たちは、毎日のように怒られて泣いてたって聞いてるし…」というと

A「泣かされるとかって、あり得ないですよね!

私は泣かされたら、絶対に辞める!

実際に同期でも、もう辞めた子が数人いるんですよ~」と言うのです。

私「え…💦 辞めた子はこれからどうするの?」

A「美容系の看護師として働きます。」

美容系の看護師とは、整形外科など、目の二重などという

診察科目が限定的で、残業や急変などの対応がなく、

病院の看護師さんのような重労働ではなく、

給料は高額のようです。

A「人によっては、仕事は合う合わないがあるので、

私もここが合わなければ美容系に行くつもりです」

と言うのです。

私「そうなんだ… でもさ、病院の看護師さんになりたくてなったんじゃないの?」

A「そうなんですけど。でも自分に合わなければ仕方ないし

実際問題、美容系の方が楽だし収入もいい」

ちょっと驚きました。

美容系の看護師さんという職業に問題がある訳ではないのですが。

Aさんの考え方に驚いたのです。

すっごく努力して頑張って…それでも自分が1人立ち出来なくて

他を選択するのであれば、分かるのですが。

私が見る限り「凄く頑張ってる」という態度だと感じないのです。

見かける度に「今日、しないといけない事言ったよね」

「まず、今、何をしないといけないの?」と同じことを言われています。

そして、反省しているような、落ち込んでいるような様子もない…

自分に合うか合わないか…

自分が合わせようと努力しても、でも合わなかった💦

…ではなく、

仕事が自分に合うかどうか。

Aさんの判断は、自分が合わせ動くことはないのです。

これは…なんだろう…と思ったのです。

もし私だったら「あ…💦どうして自分は出来ないんだろう…💦」と

落ち込むと思います。

そしてしないといけない事が多く、直ぐに忘れるのであれば、

いつもメモを取るなどという改善策を講じると思うのです。

私がAさんのように「何度も言ってるよね」という風に言われ続けたら、

落ち込むと思います。

自分が出来ないという事において。

落ち込み、反省し、出来ない自分が情けなく思い落ち込む。

しかし、Aさんは落ち込んでいないのです。

Aさんが一人立ち出来なかった場合、

落ち込むことなく、単に自分には合わなかった思うんだと思います。

あれ…これでいいのか?と思ったのです。

Aさんのように受け止めれば、

自分の能力に対しで落ち込むことがなく

傷付く事もないように思います。

しかし、Aさんは、

先輩たちが「Aさんは努力しなかった」と評価されている事には、

気が付かないと思います。

Aさんは、自分が合わせに行くべきだという事を知らないのです。

…私の信仰はどうだろう…と思ったのです。

1人勘違いして時間を過ごしているかもしれない。

いつか、主に会ったとき

「あの時、あなたはどうして何もせず、自分は祝福を貰えない」

「どうして、あなたは勝手に自分は主に忘れられていると思ったの?」

「私はずっとあなたと共にいると聖書を通して約束したのに…

どうしてそれを信じようとしなかったの?」と

言われるかもしれません。

私の中にもAさんのように、勘違いして過ごしているかも…

勘違いしてそれが当たり前かのように

自分が思いを主張しているかもしれません…

本当は必要のない心配をしているかも

本当は反省しないといけないのに、

自分なりの主張をもちスルーしているかも…

自分の信仰生活において、勘違いして過ごしている所を

主に祈ってみようと思います。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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