主がくださる「回復」とは【ヨハネ2:9-11】

2024年

宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、―しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた―彼は、花婿を呼んで、
言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」
イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。

ヨハネ2:9-11

子どもが通う学校で「制服リサイクル会」があります。

着なくなった制服を集め、

必要な人が使うというシステム。

1年に一回、学校の行事がある日に制服リサイクル会を開き、

必要な人が受け取りに来るのです。

それをする為に、着なくなった制服を集める為に

お知らせのメール全保護者に送ります。

そして、学校に制服を集め、

私たちが一枚づつチェックをしてサイズごとに分けるのです。

本当に手間がかかる作業です。

集まる沢山の制服…

集まった制服の中には、ほころびている物もあります。

中高のブレザーなどは、あまりリサイクルに出る事がないので、

貴重なのですが、見たらほころびが…

それを私が直そうと試みたのですが、

私は、針仕事が得意な訳ではないので、

想像した通りイマイチな仕上がりに💦

「勿体ないな…」「このほころびだけ修繕出来たら…」と思い

修繕してくれるお店に持って行きました。

すると、流石プロ‼

ほころびが何処にあったのか?という程、

元の状態に戻って帰って来たのです!

傷が回復したのです。

私たちの傷ついた心も、

こんなに完璧に回復されたらいいのに…と思いました。

傷を受ける前の状態に…回復したらいいのに…‼

そんな事を考えていたら、

気付いたのです‼

私たちが考える「回復」とは

元の状態に戻る事です。

しかし、主による回復とは、元の状態に戻る事を意味しない…

奴隷となったイスラエルの民を、

主は解放しようと荒野に導きました。

しかし、民は、次から次へと感じる不安や不満。

「エジプトにいた方が良かった」と言ったのです。

以前の生活に回復を望んだのです。

…しかし、主が与えられたのは、「以前と同じ状態」という回復ではなく、

「以前より遥かに良い」カナンの地を与えられたのです。

主は、一層良いものを与えて下さるのです。

ガリラヤのカナでの結婚式でも、

一番大切なぶどう酒がなくなり…

主催者側は、今、お客さんたちが飲んでいるぶどう酒を望んだのです。

しかし、主が与えられたのは、

「同じぶどう酒」ではなく「もっと良いぶどう酒」でした。

…私たちは主を過小評価しているのかもしれません。

苦しい…

お願いだから、苦しみを取って!

悲しい…

お願いだから、悲しみを取り去って!

以前の自分で良いのです。

主は違う…

主の回復とは、以前の状態に戻ることではなく、

主により私たちが「新しく」なること…

主は、もっと良いものを下さるお方なのです。

今日は「主によって、私をもっと新しくして下さい!」と祈ろうと思います。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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