キリストのことばをあなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。
コロサイ3:16
先週から次男は伝道旅行に行っています。
コンゴ共和国です。
11時間飛行して、クウェートで一泊。
クウェートからコンゴまで10時間。
次男が伝道旅行に参加すると知った
知り合いのクリスチャンAさんがこんな話をしてくれました。
「伝道旅行で凄く嫌な思い出がある…」というのです。
話を聞くと若い時に
福音が入っていない国に伝道旅行に行ったそうです。
その時、言葉は通じないけれど、
子どもたちと触れ合う時間があったそうで、
チームの一人がギターを持っていて賛美を弾いたそうです。
そしてAさんが、1人の子どもの肩に手を置いて
人が繋がって汽車ごっごこのような事をしたそうです。
すると、どんどんAさんから人が繋がったそうです。
そして宣教チームは、
準備していったそこの国の言語の賛美をしながら、
参加した子どもたちも、
賛美を口ずさみ、思いもしなかった恵み深い時間を過ごしたようです。
その日の夜、チームの分かち合いをした時に、
チームのリーダーである牧師先生が
「今日は、聖霊さまの働きに感謝です」と言われたそうです。
その言葉がずっと心に残っていたようです。
「もちろん、聖霊さまが働いたんだろうけれど…
凄く恵まれた時間のきっかけは、
自分が汽車を作ろうと、子どもの肩を持ったから…
自分が始めたのに…
自分が始めても、全て主がされた…と言われる。
それが凄く残念というか…
嫌な思いがずっと残ってる」と言うのです。
私はその話を聞いて、内心凄く驚きました。
宣教旅行に行ったのは、多分、何十年も前の話…
その間ずっと、そのような残念な思いを持ち続けていた…?
私「え… どうして残念なの?
Aさんは主に用いられたんだよね?
主がAさんを用いられ、
子どもの肩を持つというアイデアが出たんじゃないの?」
A「え…そうなの? 自分は用いられたの??」と驚き
私「だってそうでしょう…
Aさんが始めたかもしれないけれど、
Aさんから人が繋がったんだよね?
Aさんの力で、Aさんの後ろに人が繋がった訳じゃないし…
主がAさんを用いられ、始められ、
繋げて下さったのは主だと思うよ…」というと
A「え… そうだったのかな…」と驚いた様子。
そしてしばらくして
「長年のわだかまり、残念な思いをやっと手放す事が出来た…」と言いました。
Aさんは何十年間持っていた、嫌な思い。
自分を認めてもらいたいという思い。
手柄を横取りされた様な思い。
Aさんの中には、
この世の全ては主が働かれているから、
自分がした!という考えは
正しくないんだろうな…と
思いつつも、それを主張する事も
受け入れる事も出来ずに、過ごしてきた時間。
…私たちにはこのような受け止め方をしている事が
あるかもしれないと思いました。
主が祝福されているのに、
勘違いしているかもしれません。
祝福だと気付かず、
心の傷となってる可能性があるかも。
どうしたらいいんでしょうか。
どうしたら、気付けるのだろう…
そう考えた時、
祈る事が大切。
自分の心の状態を主に話す。
そして、分かち合いも大切。
分かち合った結果が、
必ずしも答えにはならない事もありますが。
1人、抱え込むより、
牧師先生や、信頼できる兄弟姉妹に
分かち合うという事も良いかもしれません。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)