人生を「ストーリー」で見る【ローマ11:36】

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というのは、すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです。どうか、この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。

ローマ11:36

パートで行っている病院の看護師Aさん。

一緒に夜勤になる日を楽しみにしてくれています。

会う度に「来週は夜勤一緒だよ」と教えてくれます。

Aさんは、良い家庭環境で育ったようではなかったようで、

始めて会った時から「結婚は絶対にしない」と言われていました。

しかし30歳過ぎてから「本当に結婚しなくていいのか」と

考え始めた様子。

そしてコロナが始まったようです。

「初めて積極的に恋愛しようと思ったら

コロナが始まって…

今年で36歳です。もう結婚無理ですよね~」と言われていました。

時々、定期的に会う男性はいた様子。

「その方はどうなんですか?」と聞いても

「結婚はないかな…」「結婚はしないと思うのに、

これ以上ダラダラと会う必要がないかも」と言っておられ、

結局、別れを告げ(相手の方はAさんが好きだった様子)

Aさんは「私は何をしてるんだろう…

この一年、苦手な事を頑張ったのに…何だったんだろう

無駄な時間を過ごした様に思う」と言われていました。

私「どうして前に会った人は結婚は出来ないと感じたのか?」と

話を聞いて、

Aさんは相手が ‟尊敬できるかどうか” が規準になってるという事が分かりました。

その結論に至り、

Aさん自体も凄く納得。

どういう人が尊敬出来るんだろう…と考えだしました。

それから、Aさんとチラッと顔を見て挨拶はする事はあっても

なかなか夜勤になるタイミングが数ヶ月なく…

ある時「LBさんに、報告したい事があるんです‼」と言われ

私「何か嬉しそうですね~」というと

A「私、彼氏が出来たんです‼」と言われました。

Aさんは、他の看護師さんたちが見ても、

恋愛を放棄したタイプ。

Aさんの前では自分の彼氏の話を控える後輩たちが多くいました。

私も、Aさんが恋愛するの大変そう…と思っていました。

そのAさんが「気になる人がいる」でもなく

「誰かに好かれてる」でもなく

「付き合っている人がいる」と言われ

心底、驚きました。

相手は同じ病院の先生。

Aさんは、この先生の事を凄く尊敬されていました。

年齢にちょっと差があり(先生が年下)

自分は対象外だと思っていたそうです。

凄く驚いた私。

Aさんは「来週、夜勤一緒なのでその時に話せたら…

まずLBさんには報告したくて…」と言ってくれました。

そして、一緒の夜勤になり、

会った瞬間に「今日、仕事頑張りましょうね!

しないといけない事を集中して取り組み、

少しでも話せる時間を作りたいです」と言われました。

Aさんは、若い頃、病院の先生と恋愛した事があったようですが、

今思えば「尊敬」は出来なかったから

上手く行かなかったんだと分かったそうです。

実は、前回に会っていた男性。

相手は自分の事に好意を持ってくれていたけれど、

私はその気になれなくて、

会う回数を重ねれば、心が変わるかと思ったけれど、

変わる事がなく…

このまま会い続けるのも、自分も相手にも良くないと思って

別れたけれど。

自分の年齢を考えた時に、これで良かったのか?

私が理想が高すぎるのか? など

沢山の考えに、心が痛んだようです。

そして「この1年近くの時間、私は努力をしたのに、

何の為の時間だったんだろう…」と思っていたと話してくれました。

「でも、新しく出会って分かったんです!」

あの出会いがなかったら、自分が大切にしている事

「相手への尊敬」という事に気が付かなかった。

私は「相手への尊敬」を大切にしてるんだと

気付く為の時間だった。と言われました。

…私たちって「シーン」「シーン」で物事を見てしまいます。

そして、傷付いたり、腹が立ったり、

悲しくなったり、情けなくなったり、

自信を無くしたり、自分が嫌になったり…

でも本当は「シーン」ではなく「ストーリー」で

人生を見る必要があるんだと思いました。

そう言えば、聖書もそうです。

シーン、シーンで見るのではなく、

主は私たちの人生にストーリーを持っておられる。

私たちは、まだストーリーの途中です。

まだ、自分の人生の結果を出すのは早いかもしれません。

主がどのようなストーリーを私に与えて下さっているのか、

祈りながら、今日も過ごそうと思います。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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