主の御心に心が動かされる訓練【創世記14:14-16】

2024年

14 アブラムは自分の親類の者がとりこになったことを聞き、彼の家で生まれたしもべども三百十八人を召集して、ダンまで追跡した。
15 夜になって、彼と奴隷たちは、彼らに向かって展開し、彼らを打ち破り、ダマスコの北にあるホバまで彼らを追跡した。
16 そして、彼はすべての財産を取り戻し、また親類の者ロトとその財産、それにまた、女たちや人々をも取り戻した。

創世記14:14-16

アブラハムと行動を別にする事になったロト。

ロトはソドムの地に住みましたが、

丁度その時、近隣諸国の4つの国からソドムは攻撃を受けました。

豊かな国であったソドムという国の財産が奪われたのです。

ロトはこの出来事に巻き込まれてしまったのです。

その噂をイスラエルの南側ヘブロンにいるアブラハムが聞きました。

すると直ぐに、ロトが捕らわれている北側にあるダンまで

追いかけたのです。

アブラハムの家で生まれたしもべ318人を連れて…

1つの国の財産と女と子どもを奪う為に、

4つの国が団結したのです。

という事は、318人とは少数だと思います。

今日はこの個所を読んで、14節が心に残りました。

この318人はアブラハムの家で生まれ育ったのです。

有事の時の特攻隊なのでしょうか。

書かれていませんが、

大勢の略奪者と共にいるロト家族を救いに向かったのです。

わざわざ「アブラハムの家で生まれた」と書かれているのを見ると

これは、戦いの訓練を受けた者というより、

霊的分別力があり、神の祝福を守ると言う認識が強い者たちなのではないか…と思いました。

アブラハムは、

約束の地に向かう道中、何度も失敗を繰り返しています。

何度も失敗を繰り返し、

イサクを捧げるまでの信仰へと、成長していく姿を聖書から見受けられます。

その点を考えると、アブラハムの信仰は、始めから立派ではなかったのです。

しかし、アブラハムは「故郷を離れ、カナンの地に行きなさい」という主の言葉に、

何も言わず、直ぐに従順する心を持っていた人物なのです。

従順する心を持つアブラハム。

信仰が弱く失敗を繰り返す中、

アブラハムは信仰が磨かれたのです。

また、、主はアブラハムが失敗を繰り返し、信仰を磨かれたのです。

アブラハムの家で育った318人。

アブラハムの信仰を見ているはずです。

人間的には不利な戦いであっても、

この318人は主の祝福を奪われないように。

主が勝利されるように。

出向いたのです。

私たちも、いつでも主に呼ばれた時、

立ち上がり、主に従い、前進する1人となれるよう、

日々、準備が必要。

しっかり主に根ずく訓練。

いつでも立ち上がる訓練。

主の御心に心が動かされる訓練…

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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