終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。エペソ6:10-11
故(ゆえ)に曰(い)わく、
彼れを知りて己を知れば、百戦して殆(あや)うからず。
彼れを知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼れを知らず己を知らざれば、戦う毎に必らず殆うし。
古代中国の「孫子の兵法」の中の言葉です。
敵を知り、味方を知っていれば百回戦っても危険が無く、
敵を知らず、味方だけを知っていれば勝ったり負けたりし、
敵を知らず、味方も知らないのでは、戦うたびに必ず危険になる。という意味だそうです。
世の中の沢山の人に読まれ続けている書物。
久しぶりにこの言葉を目にして、
クリスチャンにも当てはまる…と思いました。
私たちにも「敵」が居て「戦い」があるのです。
敵はサタンであり、戦いは霊的な戦いもあり、自分の罪との戦いもあります。
私たちは、生きて行きながら傷付けられたり、失敗したり、恥をかかされる事もあります。
バカにされたり、自分は無価値ではないかと感じたりもします。
どうして生まれて来たんだろう。
生きていく事に意味があるのか。
自分を必要としている人はいるのだろうか。
などと苦悩する事があります。
それらは、主からメッセージではないのです。
サタンは私たちにこのような否定的な考えを起こさせるのです。
主からではない声や思いに、心を奪われてはいけないのです。
私たちの基準、価値観は聖書にあるのです。
聖書からメッセージを貰い生きて行くべきなのです。
私たちの心に起こる沢山の思い、感情、情報、価値観など…
それは主から来たものか、サタンから来たものか…
立ち止まり考える必要があります。
主からのものでない事柄に、翻弄されてはいけない…
今、自分の心を支配している思いが、
主と良い関係になるものなのか。
それとも、主と距離をとるものなのか。
信仰にプラスになるかどうか。
主の栄光を表すかどうか。
福音を伝える事にプラスになるかどうか。
隣人に愛する言動かどうか。
このような基準をもって、自分の心がどちらから来るものか知るべきです。
特に私たちが住む日本において、クリスチャンはマイノリティ(少数派)です。
世の中の習慣や考え方と違う事が多いのです。
その中で信仰を守って生きて行くには、戦いがあるのです。
今日の御言葉にあるように、
悪魔の策略に対して立ち向かう為には、神のすべての武具を身に着けなないといけないのです。
私たちの武具。
御言葉と祈り、賛美です。
今日も御言葉を選択しましょう。
祈る時間を優先的に選択しましょう。
賛美により心を主に向けましょう。
今日も霊的戦いに勝利しましょう!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」