信仰を捨てる可能性があります【Ⅱテサロニケ2:3】

2023年

だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。

Ⅱテサロニケ2:3

自分が信仰を捨てる…という事を考えた事はありますか?

「まさか…それはないかな…」と思いましたか?

それとも「んーーあり得るかも…」と思いましたか?

私は自分の人生の最期まで、信仰を持ち続けたいと思っています。

でも、私は、自分が信仰を捨ててしまう可能性が十分にあると思っています。

ソロモンは凄く良い王として記録されています。

自分の欲を満たす事なく、富や長寿を求めず、「知恵の心と判断する心」を求め、主に喜ばれた王でした。

しかし、ソロモンの晩年はどうなったでしょうか。

ソロモンには、700人もの妻と300人の側室がいたのです。

この中には異国の神を信じる者が沢山おり、

ソロモンは晩年、この者たちに異国の神を拝むことを許してしまったのです。

そして、主から2度、忠告を受けながらも、それを無視して

ソロモン自身も異国の神を拝むという偶像礼拝を行ったのです。

ソロモンは、イスラエルの全盛期を築いた王であり、

しかし、晩年には罪を重ね、ソロモン後のイスラエル国の分裂の原因を作ってしまったのです。

ソロモン後の王はどうだったでしょうか。

北イスラエルと南ユダを合わせて、39名の王がいましたが、その内8名が善王だと記されています。

しかし… このたった8名、良い王として後を継いでも、

多くの王が晩年に罪を犯して主から離れてしまっているのです。

…人間は、特に晩年に気を付けないといけないのです。

人生のゴールを前に、違う道へと歩んでしまう可能性が高いのです。

今日の御言葉を読めば、信仰を捨て背教という選択が起こると書かれています。

私たちは、主に出会い、新しくされたのです。

しかし、私たちはこの世に住んでいるのです。

これは日本がクリスチャンが少ないから問題だという事ではなく…

キリスト教が多い国では、教会に通わなくても何となく福音を知っていたりします。

しかし、クリスチャンが多い国が、罪が少ない訳ではなく、誘惑が少ない訳ではないのです。

アメリカなどは、反対に麻薬や犯罪が多かったりします。

クリスチャンが多いから、少ないから…ではなく、私たちは主を中心とした世界ではない世界に身を置いているのです。

聖書を基準とした価値観ではなく、世の中の共通に持っている価値観や常識、法律を基準としている世界なのです。

またこの世の中の善悪の基準は、国によって時代によって変わったりするのです。

私たちは世の中の流れに沿って生きていたらダメなのです。

流れに逆らった生き方をしなければならないのです。

しっかり聖書に基づいた生活をする必要があるのです。

聖書をよく読み、主がどの様に言われているのか知っていく必要があるのです。

クリスチャンであってもなかっても、人生で沢山の問題に直面します。

私たちは聖書や祈りから問題を解決しようとせず、

簡単に人に相談し、助言を求めてしまいます。

聖書には「だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい」と書いてあります。

気を引き締めて、信仰を守って行こう!!という意識が必要です。

今、自分が信仰の邪魔となるものと距離を取れているかどうか、常に自問自答する必要があるのです。

「神さま、どうか私が信仰を最期まで持ち続ける事ができます様に。今日も、誘惑や間違った判断から守って下さい」と祈り続ける必要があるのです。

今日、自分の状態がどうなのか、考える時間を持てますように!

どの様な環境であっても、主に希望を持って歩む事ができますように!

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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