いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。
ピリピ4:4
今日の御言葉・・「いつも主にあって喜ぶ」
「いつも喜ぶ」状態とは、どういった状態でしょうか?
悲しい・苦しい・辛い・孤独・・・と言った状態ではなく、多分、これらとは正反対な「幸せ」な状態ではないでしょうか。
という事は、この御言葉を見ると、「いつも幸せでいなさい」という内容になります。
いつも幸せな状態。
いつも喜べる状態。
可能でしょうか?
私たちは生きながら、色々な局面に立たされることがあります。
病にかかる事もあれば、事故や怪我に見舞われる事もあります。
何か嫌な事が起こる事もあります。
仕事が思う通りに行かない事もありますし、
思いもよらず、他の人から傷付けられる事もあります。
もし「今、幸せですか?」と聞かれたら、
「はい!」という答えより、
「うーん・・」という答えの方が多いと思います。
何となく「幸せか?」という質問に対して、
私たちは習慣的に、自分が「幸せでない何か」を探してしまいます。
「うーん・・どうだろ? あれさえ上手くいけば、結構幸せかも」というように。
しかし、実際にその願っている事が上手くいき、喜びに満たされてもその喜びは束の間です。
直ぐにまた「幸せでない何か」が生じるのです。
常に「幸せ」になる為には、何か足らない状態なのです。
今日の御言葉、「いつも主にあって喜びなさい」を考える時、
いつも喜べる状態に出来るという事です。
私たちの目には喜べない状況が存在すると思っていますが、
主の目には、いつも喜べる状態を持つことが出来るという事です。
つまり・・「喜び」「幸せ」は、自分の置かれた状況に左右されないものである。
条件付きではないという事・・
「喜び」「幸せ」は、自分の心の選択なのです。
私たちは常に条件を基本とします。
〇〇だから、今幸せ!
〇〇さえクリアすれば、もう本当に嬉しい!!
自分の幸せは、条件をもとに判断しているのです。
しかし、主が求めておられるのは、「いつも喜ぶ」「いつも幸せ」なのですから、
私たちが無意識に考える条件を判断とはせず、
選択なのだと思います。
状況に寄らず、自分の心の選択。
条件をもとにした幸せ・・多分、誰も幸せにはなれないと思います。
満たされる事がないから。
この今日の御言葉は、
「いつも主にあって喜びなさい」
主にあって・・です。
これは人の力では無理であっても、主の力で、主によって・・です。
いつも喜ぶとは「常にポジティブでいる」というのとは少し違います。
環境や置かれた状況に寄らず、主を信じ「喜ぶ」を選択しなさい。という事だと思います。
目の前の状況に心を奪われず、
「今、主が働かれる」
「主が私に何かを語ろうとしている」
という期待を持って、「喜ぶ」を選択するのです。
人の身体には「NK細胞」という、がん細胞やウイルス感染細胞などを攻撃・破壊する役割を持つ細胞があります。
ストレスや否定的な感情(恐れ、心配など)が自分の心を支配すれば、NK細胞の活動は減少され、異常な細胞に打ち勝つ事が出来ないのです。
しかし、ポジティブな感情や笑いにより、ストレスが軽減されNK細胞の活性化や増殖が促進されるのです。
病になって「喜ぶ」を選択するのは難しく感じますが、
しかし「喜ぶ」を選択すると、細胞レベルで私たちの身体の中に大きな違いが出てくるのです。
この御言葉を思い出します。
心に喜びがあれば顔色を良くする。心に憂いがあれば気はふさぐ(箴言15:13)
自分の置かれた環境や状況に心を奪われず、
喜べること。感謝出来る事を探しましょう!
今、この瞬間生かされている事。
大切な家族や友が与えられている事。
相談でき、共に祈る友が与えられている事。
今日も食事が与えられている事。
主の名を呼べる事。
主によって「喜び」を選択出来る事。
感謝出来る事、喜べる事は沢山あります!
幸せは外部ではなく、心の中にあるのです。
今日も、「喜び」を選択しながら過ごす一日となりますように・・!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」