ただ、自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。そうすれば、あなたがたの受ける報いはすばらしく、あなたがたは、いと高き方の子どもになれます。なぜなら、いと高き方は、恩知らずの悪人にも、あわれみ深いからです。
あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。
さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。
与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。」
ルカ6:35-38
主が私たちに望まれている生き方・・・とは、どんな生き方でしょうか?
「憐み深い者」となるというのが正解だと思います。
私たちは、基本、他人には厳しく自分には甘い事が多いです。
人の欠点は直ぐに目に付き、普通はそんなことしない、自分だったらそんなことしない・・
こんな風に考えがちです。
自分に対しては、失敗してもすぐに言い訳が出てきます。
あの時は・・・、いつもだったら・・・
これは本能的に持っているものだと思います。
このような本能のままで、良好な人間関係を持つことは出来るでしょうか?
豊かな人生を送る為にも、良好な人間関係は必須です。
聖書は、「与えなさい」と語っています。
聖書が教える、充実した人生の秘訣、豊かな人間関係の秘訣は、「愛し、与えること」です。
愛を与え、赦しを与えることです。(ルカ6:35-38)
自分を愛してくれる人を愛するのは容易いです。
しかし、自分の事を認めてくれない人、いじわるしてくる人、傷つけてくる人・・・
を愛するのはどうですか?
今日の「ルカ6:35-38」には「敵を愛しなさい」とあります。
本当に難しいですよね。
もし、自分は何もしていないのに、相手から傷付けてきたらどうでしょう?
びっくりしますし、どうして??と思い戸惑うと思います。
それが続いたら・・・ イライラしますよね。
段々と、相手がするように自分も言い返したくなります。
こうなると、この二人の間柄からは良い関係は生まれません。
2人の関係は悪い方にしか進みません。主が望まれているのと反対方向です。
相手と同じ土俵に立てば、結果は必然的に良くない方に行くしかないのです。
悪に対して悪で接するとダメなのです。
悪に勝てるのは「キリストの愛」だけなのです。
敵を愛するというのは本当に難しいです。しかし、悪に引っ張られないようにして下さい。
悪に勝てるのはキリストの愛だけだと思い出してください。
主に、相手に何を与えるべきか、どう愛するべきか祈ってみましょう。
案外、挨拶一つで変わることもありますよ!
嫌なことをする人と出会ったら、挨拶がおろそかになります。もともと会いたくないので。
相手もそれを分かっているますしね。
挨拶だけ頑張ってみるのもいいと思います!
心から明るい思いで挨拶はでいないでしょうが。
心と行動が違ってもいいと思います。(これは、敵を愛する第一歩なので)
明るい挨拶を続ける努力をしてみて下さい。
挨拶は、良い人間関係の第一歩です!