愛する兄弟たち。あなたがたはそのことを知っているのです。しかし、だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。
人の怒りは、神の義を実現するものではありません。ヤコブ1:19-20
今日、スーパーに行こうと玄関をでて
廊下を歩いてエレベーターへ。
すると自転車置き場の方から、聞いた事のない鳴き声がするのです。
何だろう?と思い下を覗いて見ると、
カラスが集まっていました。
そして普段よく聞くカラスの鳴き声とは違い、
凄く低く… 威嚇をしてるような鳴き声…
よく見ると、ネコを威嚇している様子。
そしてそのカラスは、ネコに飛びかかろうとさえしていました。
ネコの前後にカラスが数羽いました。
その様子を見て「え… カラスがネコを威嚇してるの?」と思い、
ネコを見ると、小さく丸まって身動きが取れない状態。
ネコがカラスに襲われている…
「え… ネコ… 可哀相…」と思ったのです。
エレベーターで降り、ネコとカラスの方に歩いて行きました。
(丁度、私は帽子とマスクをしていたので、
カラスは私の顔を記憶できないだろう…と思い近付きました)
カラスは私に目をやりながらも、その場から飛び立つことなく
ネコを威嚇し続けているのです。
私はカラスを見ながら「このカラス凄いな…
カラスがネコを襲えるんだろうか…」と思い、
ネコは私に気付いて、助けを求めるかのような鳴き方。
ネコ…可哀相…と思い
私はカラスに向かって
「カラス~ やめなさい!もう向こう行って!」と話しかけました。(変な人…)
それでもカラスは威嚇し、ネコに飛びかかろうとしているのです。
「あなたーネコには勝てないよ~」と言うと同時に
私は、ギョッとしました。
ネコの足元には、カラスの子どもらしきものがあったのです。
「え…💦」
「ネコ‼ カラスが怒るのは仕方ない…」と言い残し
私はその場を去りました。
あれ…?
私はどうして「ネコ可哀相」って思ったんだろう?
カラスとネコだと、ネコの様が身近な生き物。
見た目もネコの方が可愛い。
そして、驚くような低い鳴き方、
そして何度もネコに飛びかかろうとしている姿を見て
カラスの分不相応な行動に、何てことするんだ?と思ったのです。
でも、ネコの足元に気付いた時は、
カラスの行動に納得が行き、カラスに同情…
この5分位の出来事の中にも、
自分の偏見や思い込みが詰まっています。
そしてそれらを土台に、善悪を決めつけているのです。
私は、カラスの行動がおかしいと決めつけ
カラスに「もう向こう行って!」と…
これは「あなたのしている事はおかしいよ!」と注意しているのです。
しかし、ネコがカラスの子どもに手をだしたという、
1つの情報が加わっただけで、
私の基準は、ネコからカラスへと直ぐに乗り替わったのです。
ネコ‼ カラスが怒るのは仕方ない…と。
あなたがした事は、自業自得という判決を言い渡したのです。
その場を離れてから、
もしかしたら、もっと違う私の知らない情報が他にもあるかもしれない…
とも思いました。
もしかしたら、先にカラスがネコの子を…という可能性もあります。
そしてネコが怒り、カラスの子を…
そしてカラスが怒ってネコを襲いかかろうとしてるのを
私が見たかもしれません。
もしくは、もともと、このネコとカラスには問題があったかも。
何にせよ、私は物事の一部を見て、
全てを見たかのように判断し、白黒をつけようとするのです。
多分、こんな間違った判断を繰り返してきたんだろうな…
そして、全てを見た。全てを知っていると思い込み
偉そうに判断をしてきたんだろうな…
全てを見て、全てを判断出来る方は…
主、お一人なのに。
もっと謙遜になろう…
自分が全てを知る事は出来ず、
自分が判断する事もできないんだから…。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)