主の本当の弟子となる【ルカ24:44-49】

2025年

44 さて、そこでイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたといっしょにいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」
45 そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、
46 こう言われた。「次のように買いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、
47 その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。
48 あなたがたは、これらのことの証人です。
49 さあ、わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」

ルカ24:44-49

今日の聖書の箇所は、

復活されたイエスさまが弟子たちに会われた場面です。

突然現れたイエスさまを前に、

弟子たちは「驚き恐れて、霊を見ている」と思ったのです。

時間が経過しても、半信半疑の弟子たちに

イエスさまは弟子たちが聖書を悟る為に

「彼らの心を開いて」話されたのです。

十字架で苦しみを受け、3日後に蘇ること。

罪の許しを得させる為に、福音が延べ伝えられること。

そして「あなたがたは、その証人である」という事。

この個所を読んだ時、

求道中の自分の姿を思い出しました。

小さい時は母親が毎日のように家庭礼拝をしてくれていました。

しかし実際に教会に通い始めたのは22歳。

教会に通い始め、沢山の疑問が生じました。

神さまがいるなら、どうして、戦争が起こるんだろう。

神さまがいるなら、どうして、貧しい国が存在するんだろう。

神さまがいるなら、どうして、あの時、私を助けてくれなかったんだろう。

「神さまがいるなら、どうして」という疑問が

次から次へと出てきました。

神さまがいるなら、悪者は罰するべきです。

世の中は平等であるべきです。

沢山の「何故」という疑問。

そして、私が辛い思いをしている時に、

主は、私を助けてくれなかった事への怒り。

大人になってから福音を聞いた多くの人は同じ経験をしていると思います。

どうしてだか分からないけれど、

何故か「主を信じたい…‼」という思いが起こったのです。

自分が持つ疑問が解決した訳ではありません。

どうして戦争が起こるのか、

どうして貧しい国をそのままにされているのか。

私の心の傷も残ったまま…

でも何か分からないけれど「信じたい‼」という思いが溢れ出たのです。

それは今思えば「主が私の心を開かれた」からだと思います。

主を信じる多くの人が、このような経験をしていると思います。

今日、この聖書の箇所を読み、

「主よ。私の心を開いて下さい」と毎日、祈ろう‼

もしかしたら、自分が気づいていないだけで

本当は自分の心に開かずの扉があるかもしれません…

もっともっと、主に触れられたい…

主によって心を開かれた弟子たちは、

命を懸けて本当の主の弟子へと変わっていったのです。

主よ。私の心を開いて下さい…

主よ。私に触れて下さい…

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

タイトルとURLをコピーしました