働く理由【創世記39:2-3】

2024年

主がヨセフとともにおられたので、彼は幸運な人となり、そのエジプト人の主人の家にいた。
彼の主人は、主が彼とともにおられ、主が彼のすることすべてを成功させてくださるのを見た。

創世記39:2-3

先日、知り合いから久しぶりに連絡がありました。

色々と話している内にその方が、

「どうして仕事をしないといけないんだろう…エデンの園でいれたらよかったのに…」と言っていました。

確かに、私も何度もエデンの園で暮らしていたら、どんな生き方をしているんだろう…と考えます。

でも、エデンの園でもアダムは仕事をしていました。

「神である主は人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた(創2:15)」

また全ての動物に名前を付けたり、

そしてアダムの助け手としてエバを創造されています。

エデンの園においても働くということを命じられていたのです。

人は、簡単に考えて24時間の内、1/3は仕事なのです。

仕事が1/3で収まらない人も多くいます。

育児をしている人は、休みなくフルで働いています。

人が働くという事はとても大切。

主がアダムにエデンの園という世界を「守りなさい」と言われたように、

私たちも仕事を通してこの世界を守る必要があるのです。

全ての職業が必要だとは思いませんが、

与えられた仕事をする事は、主が造られた世界を守ることに繋がっているのです。

私はヨセフから沢山学びを得ています。

ヨセフは父親から、兄弟の中で格別に可愛がられていました。

そして兄弟に嫌われていたのです。

またヨセフは嫌われているにも関わらず、空気が読めない人だったのです。

兄の告げ口を父親にしたりもしていたのです。

結局、兄たちによってエジプトに奴隷として売られたのです。

ヨセフは若い年で、言葉も通じない外国に売られたのです。

ヨセフは与えられた仕事を懸命に働きました。

ヨセフは主に祝福され、ヨセフがすることを成功させて下さいました。

ヨセフは仕事を懸命にする事によって信頼を得たのです。

そして長い奴隷生活から解放され、一気にエジプトの総理大臣になったのです。

ヨセフはもともと、総理大臣になるような器だったのでしょうか。

空気の読めず、自分が嫌われている事さえ、分かっていなかったように思います。

そのような人が、外国で王からの信頼を得て、

国の惨事の時代に舵きりとして用いられ、

多くの命を守ったのです。

ヨセフがその様に成長するまでに、

仕事を通してヨセフは訓練されたのです。

誘惑を受けても、主を恐れ主を選択しました。

主を選択するという難しい選択をしたのに、ヨセフは牢獄に繋がれたのです。

そして、奴隷の身から解放され外に出れるかも…

というチャンスが訪れたにも拘らず、

更に2年間、牢獄で過ごす環境が与えられました。

主が仕事を通してヨセフを訓練されたのです。

ヨセフの人格を磨いたのです。

主を恐れ、どの様な状況でも主を選択するという事。

自分の頭で動かないこと。を訓練され、

その訓練を受けたからこそ、

皆に信頼させる地位へ上がる事が出来ました。

また国や近隣国の大飢饉のときに備えられたのです。

ヨセフは預言者でもなければ、伝道者でもない。

単なる主を恐れるクリスチャンです。

普通のクリスチャンが、仕事を通して与えらえた訓練を受け、

大きく用いられたのです。

主は、私たちの信仰と品格、人格を磨くために、

また主が造られたこの世界を守る為に、

私たちに仕事を与えられたのです。

与えらえた仕事… 懸命にする必要があります。

ヨセフがする仕事は全て成功し、

誰からも信頼を得たのです。

その秘訣が今日の御言葉にあります。

「主がヨセフと共におられた」のです。

主がヨセフと共に居られ祝福されたからです。

という事は、

私たちは仕事をする時、

「主よ。今日も私と共に居て下さり、私の仕事を祝福して下さい」と祈る必要があるのです。

仕事を通し、

私を人間的にも信仰的にも磨きをかけて下さい。

主の御用の為に用いられる者へと変えて下さい!

と祈りながら、日々の与えられた仕事に取り組みたいです!!

今日も、主と共に家事も仕事も学校の事もがんばります。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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