主がヨセフとともにおられたので、彼は幸運な人となり、そのエジプト人の主人の家にいた。
彼の主人は、主が彼とともにおられ、主が彼のすることすべてを成功させてくださるのを見た。創世記39:2-3
先日、知り合いから久しぶりに連絡がありました。
色々と話している内にその方が、
「どうして仕事をしないといけないんだろう…エデンの園でいれたらよかったのに…」と言っていました。
確かに、私も何度もエデンの園で暮らしていたら、どんな生き方をしているんだろう…と考えます。
でも、エデンの園でもアダムは仕事をしていました。
「神である主は人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた(創2:15)」
また全ての動物に名前を付けたり、
そしてアダムの助け手としてエバを創造されています。
エデンの園においても働くということを命じられていたのです。
人は、簡単に考えて24時間の内、1/3は仕事なのです。
仕事が1/3で収まらない人も多くいます。
育児をしている人は、休みなくフルで働いています。
人が働くという事はとても大切。
主がアダムにエデンの園という世界を「守りなさい」と言われたように、
私たちも仕事を通してこの世界を守る必要があるのです。
全ての職業が必要だとは思いませんが、
与えられた仕事をする事は、主が造られた世界を守ることに繋がっているのです。
私はヨセフから沢山学びを得ています。
ヨセフは父親から、兄弟の中で格別に可愛がられていました。
そして兄弟に嫌われていたのです。
またヨセフは嫌われているにも関わらず、空気が読めない人だったのです。
兄の告げ口を父親にしたりもしていたのです。
結局、兄たちによってエジプトに奴隷として売られたのです。
ヨセフは若い年で、言葉も通じない外国に売られたのです。
ヨセフは与えられた仕事を懸命に働きました。
ヨセフは主に祝福され、ヨセフがすることを成功させて下さいました。
ヨセフは仕事を懸命にする事によって信頼を得たのです。
そして長い奴隷生活から解放され、一気にエジプトの総理大臣になったのです。
ヨセフはもともと、総理大臣になるような器だったのでしょうか。
空気の読めず、自分が嫌われている事さえ、分かっていなかったように思います。
そのような人が、外国で王からの信頼を得て、
国の惨事の時代に舵きりとして用いられ、
多くの命を守ったのです。
ヨセフがその様に成長するまでに、
仕事を通してヨセフは訓練されたのです。
誘惑を受けても、主を恐れ主を選択しました。
主を選択するという難しい選択をしたのに、ヨセフは牢獄に繋がれたのです。
そして、奴隷の身から解放され外に出れるかも…
というチャンスが訪れたにも拘らず、
更に2年間、牢獄で過ごす環境が与えられました。
主が仕事を通してヨセフを訓練されたのです。
ヨセフの人格を磨いたのです。
主を恐れ、どの様な状況でも主を選択するという事。
自分の頭で動かないこと。を訓練され、
その訓練を受けたからこそ、
皆に信頼させる地位へ上がる事が出来ました。
また国や近隣国の大飢饉のときに備えられたのです。
ヨセフは預言者でもなければ、伝道者でもない。
単なる主を恐れるクリスチャンです。
普通のクリスチャンが、仕事を通して与えらえた訓練を受け、
大きく用いられたのです。
主は、私たちの信仰と品格、人格を磨くために、
また主が造られたこの世界を守る為に、
私たちに仕事を与えられたのです。
与えらえた仕事… 懸命にする必要があります。
ヨセフがする仕事は全て成功し、
誰からも信頼を得たのです。
その秘訣が今日の御言葉にあります。
「主がヨセフと共におられた」のです。
主がヨセフと共に居られ祝福されたからです。
という事は、
私たちは仕事をする時、
「主よ。今日も私と共に居て下さり、私の仕事を祝福して下さい」と祈る必要があるのです。
仕事を通し、
私を人間的にも信仰的にも磨きをかけて下さい。
主の御用の為に用いられる者へと変えて下さい!
と祈りながら、日々の与えられた仕事に取り組みたいです!!
今日も、主と共に家事も仕事も学校の事もがんばります。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)