対策を立てなくてはいけません【マタイ25:1-13】

2024年

そこで、天の御国は、たとえて言えば、それぞれがともしびを持って、花婿を出迎える十人の娘のようです。
そのうち五人は愚かで、五人は賢かった。
愚かな娘たちは、ともしびは持っていたが、油を用意しておかなかった。
賢い娘たちは、ともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。
花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた。
ところが、夜中になって、『そら、花婿だ。迎えに出よ』と叫ぶ声がした。
娘たちは、みな起きて、自分のともしびを整えた。
ところが愚かな娘たちは、賢い娘たちに言った。『油を少し私たちに分けてください。私たちのともしびは消えそうです。』
しかし、賢い娘たちは答えて言った。『いいえ、あなたがたに分けてあげるにはとうてい足りません。それよりも店に行って、自分のをお買いなさい。』
そこで、買いに行くと、その間に花婿が来た。用意のできていた娘たちは、彼といっしょに婚礼の祝宴に行き、戸がしめられた。
そのあとで、ほかの娘たちも来て、『ご主人さま、ご主人さま。あけてください。』と言った。
しかし、彼は答えて、『確かなところ、私はあなたがたを知りません』と言った。
だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。

マタイ25:1-13

ヨセフは主によってファラオの夢を解き明かしました。

これから来る7年の豊作、その後に7年の飢きんが来ると…

そしてヨセフは対策を助言したのです。

7年の飢きんは、豊作だった時期を忘れるほど非常に厳しい。

だから、さとくて知恵のある人を選び、エジプトの国の上に置き、

国中に監督官を任命し、豊作の7年間の間に食糧を集め町々に穀物を保管させる。

夢の解き明かしだけでなく、

ファラオや家臣たちは、ヨセフの提案に感嘆し、

ヨセフはエジプト全土を支配する者として選ばれたのです。

…何度も読んだこのヨセフの物語。

今回読んで、ハッとしました…

ヨセフは、これから神さまが起こそうとしている事をファラオの夢を通して知りました。

そして、それは絶対に起こる事だと知り、

自分達がどうしなければならないか、対策を立てたのです。

…私はどうだろう… 私たちはどうだろう…

私たちは聖書が与えられています。

そしてその聖書には、これからの事も書かれているのです。

ヨハネの黙示録は解釈が色々とありますが、

聖書を読む限り、

携挙。7年間の大患難時代。イエスさまの再臨。

これらは、聖書を通して知らされている事なのです…

「携挙か~」 「えーー大患難時代ってどうなんだろう…」という思いではダメなんだ!

と思ったのです。

これから起こる事を知らされているのに…

自分は今から何を備えないといけないのか…

携挙や大患難時代が、もしかしたら明日来るかもしれません。

教えられているという事は… 意味があり教えられている。

「準備をしなさい!」という事なんだ…と改めて思いました。

自分の信仰ももちろんのこと、

家族に福音を伝えるという事も本当に大切。

友達や出会う人々に…

今日の御言葉「10人のおとめ(花嫁)」の話を思い出します。

「だから、目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです」

私たちは、これからの事を、目を覚まして覚えておかないといけない…

ヨセフがこれからの事を知り、自分がしなければならない使命を受け取り、直ぐに行動に移したように。

私たちも目を覚まし、自分に与えられた場所で自分の使命を果たしていく必要がある…

緊張感を持って…

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