それは信仰の弱さではありません【ピリピ4:7】

2023年

そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。

ピリピ4:7

今、子どもの通っている学校で大きな問題があります。

私はこの学校の保護者として16年目なのですが、今までは校則が厳しい学校でした。

しかし先月、新学期が始まると同時に「中間期末テストの廃止」「学校を私服にしたらどうか」「チャイムを無くす」「化粧ピアスOK」などなど。

急激に沢山の事柄や校則を変えると言われました。

それに付いて行けない保護者は猛反対。

私はPTA役員をしているので、保護者でありながらも、同じ保護者から苦情を受けます。

新学期が始まってからは、今まで知らなかった保護者とも繋がり、沢山の会話をするようになりました。

また、あっという間に中高の保護者のライングループが出来、日に日に参加数が増え、通知が鳴りやまないのです。

学校の保護者の国籍はさまざまです。その分、個性的であり色々な意見が飛び交います。

面白いなと感じたのは、

校則改革という同じ事柄を前にして、親の反応がさまざまなのです。

第一声からケンカ腰で話す保護者。黙って人の話を聞き続ける保護者。関心を持たない保護者。「学校は子どもにとって悪い事をするはずがないので良い事なんじゃない?」と疑いを持とうとしない保護者。

考え方や感情が様々です。

そして熱く語り保護者と時間を過ごすと、私の心まで熱くなってくるのです💦

怖いと感じたのは、「怒りを持っている状態」です。

怒りを持っている人が集まれば、その怒りは何倍にも膨れ上がり、怒りの炎が大きくなり、次第に焦点がズレていき、良くない言葉まで飛び交うのです。

連日・・「あ・・神さま。私が神さまを蚊帳の外にして、人と話す事がありませんように」と祈っています。

保護者のライングループを読む時は、賛美をかけながら読むようにしています。

こんな日々を過ごしながら、イエスさまも、深く悲しんだり、怒ったり、嘆いたり、涙したり・・感情があった事を思い出しました。

イエスさまにも感情があったのです。

感情は私たち人間が持って生まれたもの。

クリスチャンの友達が「すぐ怒ってしまう」「すぐ腹を立ててしまう」「感情が直ぐにでる」と悩む友達がいます。

「クリスチャンなのに平安でいれない」と言っていたのを思い出しました。

クリスチャンだから、常に平安でいるべき。

クリスチャンだから、常に喜びで満たされているべき。

そうじゃないといけないのに、それが出来ない・・という考え。

常に平安で、常に喜びに満たされる事が出来ないのは、信仰が弱いからではないと思います。

人間だからです。

怒りや悲しいと言う感情が、悪いのではないのです。

クリスチャンだから、いつも喜んで、いつも感謝出来るわけではないのです。

クリスチャンも怒りを覚えても、悲しみに嘆いても、不服を呟いても・・良いのです。

今感じる自分の感情が、正しいかどうかが問題ではないと思います。

その感情をどうするかが問題なのです。

ただ、持ち続ける事が良くない感情があると言う事です。

自分が感じた感情をどうするか・・が大切。

自分が感じた怒りの感情を、そのままにすればに私たちは怒りに支配されるしかないのです。

主に助けを祈り、感情を整理していく。

イエスさまも十字架に架かる前に悲しみにもだえました。そして、天の父にご自分の感情を委ねられました。

私達が日々生きながら生じる感情。不安な思い。苛立ち。妬み。悲しみ。絶望。

これらの感情を「主よ。私は今不安な思いで一杯です。助けて下さい。私の感情を主が支配してください」と祈るのです。

「主よ。怒りが収まらないです。主が私を治めて下さい」

「主よ。私には絶望しか感じません。私が持つべき感情を教えて下さい」

感情の支配権を主に委ねるのです。

感情が生じるのは、主が私の心をノックされているんだと思っています。

私の感情を動かし、「私はここだ!私を呼びなさい!」と。

私は、自分の感情が平常心を外した時、心が動いた時は、「主の呼びかけ」だと思っています。

嬉しくなったり、悲しくなったり、するのは主が「私はここにいる!早く私を思い出して!」と。

呼びかけられているのです。主が会話を望んで居られる時なのです。

主は私たちの心まで変える事が出来るお方です。

今日も、主に新しい心を頂いて、主と共に過ごす一日となりますように!

私も、今日も自分の感情を主に収めて頂きながら、保護者と交わり過ごしたいと思います・・・

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。(ブログ2023.04.28~)

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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