今どう生きるかが、最大の関心事になっていませんか?【へブル3:1】

2022年

そういうわけですから、天の召しにあずかっている聖なる兄弟たち。私たちの告白する信仰の使徒であり、大祭司であるイエスのことを考えなさい。

へブル3:1

人は何を考えるかによって、その人の生活・人生が決まります。

仕事の事ばかり考える人は、仕事の話ばかりします。どうしたら企画が上手くいくか。どうしたら営業成績を上げれるか。どうしたら契約を取れるか。どうしたら給料が上がるか。どうしたもっと待遇の良い会社に転職できるか。

ダイエットに関心が高い人は、どうしたらもっと美しくなれるだろうか。何を食べれば痩せられるだろうか。腸内環境を整える一番の方法は・・・

恋愛に関心が高い人は、どうしたら良い出会いを得る事ができるだろうか。〇〇業界で働いている人と出会う方法は・・。誰か良い人を紹介してくれないだろうか。

関心が何であったにしろ、情報集めに、自分のアンテナという精神は張り巡らされ、大忙しです。

寝ても覚めても、その事で頭が一杯で、よい情報を得れた時は、ウキウキしますし、ハッピーを感じます。しかし、思うような成果を得れない時の落ち込みは酷いです。

私たちは、日々忙しいです。しないといけない事が山積みで、したい事も山積みで、頭の中も自分の関心事で埋め尽くされています。

よく考えて下さい。

私たちクリスチャンにとって、一番大切な事は何ですか?

質問の形を変えると「どうしてクリスチャンになったのですか?」

罪赦され天国へ行く為です。 忘れていませんか?

天国はずっとずっと、ずーっと先の話だし、天国を考えるより、今、自分の人生をどの様に実りある充実した人生にするか・・・という事ばかりに視点フォーカスしていませんんか?

地上の事ばかり考えて、「天国なんて、まだまだ先・・・それより来週のプレゼンどうしよう」

今をどの様に生きるかが最大の関心事になっています。(私も)

どうしたら豊かになれるか。どうしたら幸せになれるか。どうしたら健康になれるか。どうしたら成功できるか。

確かに、地上で生まれましたから、地上の事も大切です。

しかし、地上は一時的にしか私たちは存在しません。天国は、ずっと先の話だと持ってしまっていますが、もしかしたら、一週間先の事かもしれないし、明日かもしれない・・・

「死」を考えることは、人間にとってハッピーな気持ちになりません。出来たら考えたくない問題です。しかし、絶対に誰もが避けては通れない道なのです。

 

とうとう、長い夏休みが始まりますね。子どもの時、夏休みはスッゴク長いと思って、何をしようかな。どこに行こうかな。とウキウキしました。そして山の様な宿題は、後回しにするのです。「夏休みは長いから・・」「しばらくは、この夏休みの解放感に浸りたい。」「8月からちょっとずつ始めるつもり・・」って考えた事ありますよね?

8月になると「思ったより、宿題がスッゴク面倒・・・」「あー- しないといけないけど、何かやる気がでない・・」「あー----- もうすぐ夏休み終わる・・・」ってなった事ありますよね?

「死」も同じだと思います。

「死」ってまだまだ先の話だし、今は人生を謳歌したい。楽しみたい!・・・そうして年を重ね、人生を半分過ぎた頃、少しずつ「老後」や「死」というものが、考えたくなくてもチラチラと頭を過ぎってくるのです。

自分の体や頭が完全に老化を避けられなくなってから、「老化」を考えますか?

「死」を直面してから「死んだらどうなるんだろう・・」という、とてつもない不安に襲われますか?

だったら、早めに考えた方が良くないですか? 見てみぬふりするより、毎日考えた方がいいのです。

クリスチャンは天国に行くように召された者なのです。

だからって「天国に行けるから大丈夫」と終わらせないでください。多くの人は「老化」という道を通ってから「天国」へ行くのです。

今日の御言葉にあるように、

私たちは、主イエス・キリストの事を考えるべきなのです。

また、私たちは「信仰告白する使徒」として生きて行く姿勢を選択するべきです。

自分の中心に、自分の生活の中心に、自分の頭の中の中心に、主を置くのです。

主は、今私のこの姿を喜ばれているだろうか。主の御心は何だろう・・と常に心の会話をするのです。

「今」ばかりを追いかけないように、気を付けるべきです。

一番大切なのは、この地で成功する事ではなく、この地だけ幸せに過ごす事でもないです。

一番大切なのは、最後まで信仰を持ち続ける事です。そして天国へと行く事です。

今日は、自分の心と頭を支配している関心事は何か考えてみましょう。

そして、その比重を主の方にシフトして下さい!

今日も、主の凄く近くで、過ごされることをお祈りしております。

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