神の視点に立つ信仰【へブル11:7】

2025年

信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。

へブル11:7

ノアの箱舟を実寸大で作った方がいらっしゃいます。

有名なのはアメリカとオランダ。

時々、その画像を目にする事があります。

その度に「一度は行ってみたいな…」と思っていました。

昨日、いのちのことば社が出している

「ノアの箱舟の内面図」というポスターを目にしました。

何となく想像していたものが可視化されると、

もっと現実味を帯びて感じます。

ノア…どのようにこんな舟を作ったんだろう…

ノアが舟を作るのに100年程かかっています。

聖書を見ると

ノアが500歳の時に、セム、ハム、ヤぺテを生んでいます。(創5:32)

創6章に入ると、

人の悪が増し、神が地上を裁く決断をされる流れの中で、

ノアの信仰と正しさが述べられています。

そして創6:14に、主がノアに箱舟を造るように命じています。

そして洪水が起こったのは、ノアが600歳の時。(創7:6)

神学的推測で、80年~120年という意見もありますが、

簡単に見て、100年かかっているのです。

主の命令を、100年間「密かに ‟心の中” で信じる」という

「沈黙の同意」ではなく、

100年間、「主の命令を ‟行動” で貫いた」のです。

人の目を避けた ‟隠れた行動” ではなかった。

ノアが箱舟を造り始めた時、

もちろん、洪水が起こりそうな気配などはなかったはず。

人々は、ノアをみて何と言ったでしょうか…

肯定的な言葉ではなく、

否定的な言葉をかけただろうと想像できます。

否定的な言葉は、回数を重ねるうちに酷くなる可能性もあります。

ノアは「正しい人」だと聖書に記録されています。

もしかしたら、ノアと良い関係を持っていた人たちは

ノアに対して親身に諭すように話したかもしれません。

100年間…主の約束を守り、人々の前でそれを表し続けることが可能でしょうか?

今日の御言葉にあるように

ノアは「まだ見ていない事がら」を信じたのです。

目先の天気や、今まで洪水なんて起こった事がないという事実に目を奪われることなく、

気が遠くなるような作業に着手したのです。

彼が造ったのは、ただの舟ではありませんでした。

見たことも、想像したこともないほどの大きさの箱舟…。

ノアは、主のご計画という ‟遠く” を見る目がありました。

それは彼自身の力ではなく、

「主の知恵」が与えられていたからこそ成し得たもの。

ノアの信仰とは、現実に縛られない信仰。

それは「神の視点に立つ信仰」だと言えると思います。

私の信仰は、私の視点に立っている…💦

今日、ノアを振り返りながら、

神の視点に立つ信仰…を考えさせられました。

主よ…私にも主の知恵をお与えください。

主の視点に立つ信仰を持ちたいです…‼

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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