自分は「正」、それに反するものは「誤り」【ルカ9:54】

2025年

弟子のヤコブとヨハネが、これを見て言った。「主よ。私たちが天から火を呼び下して、彼らを焼き滅ぼしましょうか。」

ルカ9:54

イエスさまたちは、

ガリラヤからエルサレムに向かう途中、

サマリヤを通らないといけなかったのです。

昔から、サマリヤ人とユダヤ人は犬猿の仲。

だから、サマリヤ人は、ユダヤ人が道を横断しようとしている時

サマリヤ人は通過する事を拒否していました。

その時、ヤコブとヨハネの言葉が今日の御言葉です。

…私たちは当たり前だと思っている事。

習慣や伝統、自分たちの常識などを元に

判断し意見し、行動しています。

当時のヤコブとヨハネも同じです。

弟子たちには権威が与えられていました。

いつものように対立しかけた時、

ヤコブとヨハネは

「主よ。私たちが天から火を呼び下して、彼らを焼き滅ぼしましょうか。」

この言葉には、自分たちの権威を振りかざしたいという思いが感じます。

ヤコブとヨハネは、

このような態度にでるサマリヤ人は「焼き滅ぼす」に値すると…。

イエスさまも自分たちと同じ思いだと思っていたのです。

…横にイエスさまが居られるのです。

天から火を呼ばずとも…ヤコブやヨハネの力を借りずとも

イエスさまは何でも出来ます。

第一、イエスさまは、サマリヤ人を焼き滅ぼそうという思いもなかったはず。

彼らは見当違いな、思考、言動、言葉に支配されてしまっていたのです。

また、サマリヤ人も…

目の前に、救い主イエスさまが居られることに気が付かなかったのです。

救いを得るチャンスを逃してしまっていたのです。

ヤコブもヨハネも、サマリヤ人も

どうしてこのような的外れな思いに支配されたのでしょうか。

…昔からの考え、常識、自分の感情、社会情勢…

このようなものを基礎として物事を見たからです。

そう思うと、私たちも気を付けないといけない…。

誰であり、その国の常識の中で生きているし、

その国、その地方などの価値観や、背景をもってしまっている

そしてそれらが「正しい」と思い込んでいるのです。

そして自分の「正」に反するものは「誤り」なのです。

正すべきもの…と思ってしまう…。

私の中にも、このような間違った価値観、常識があるはず。

自分を「正」としてしまい、それに反するものは「誤り」

この思考は、大きくなると戦争へと発展するのです。

私は、もっともっと、聖書を読み、

主の価値観、主の思考、主の思い…

これらで満たされたい…。

もっともっと、主の似姿へと変えられたい‼

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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