だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。
あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。
愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」
もしあなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。
悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。ルカ12:17-21
1カ月程前に、テレビで運送業の方が、
配達する荷物を投げたり、
ちょっと問題になりそうな映像を目にしました。
一瞬見ただけなのですが、
その時は「今の世の中、ネット注文が多くなって、
配達してくれる方は、毎日毎日、終わらない仕事にイライラもするだろうな…」と
思っていました。
そして、そんな映像を見た事は直ぐに忘れてしまっていたのですが、
昨日、偶然にショート動画を一つ、目にしたのです。
多分アメリカだと思うのですが、
配達員の方が、配達先の自宅前まで来て、
荷物を投げるのです。
また別日に、他の配達員さんは、玄関まで来て凄い勢いで
インターフォンを鳴らす続けるのです。
鳴らし方を見て、イライラマックスなのが分かります。
そして留守だと分かると、配達物を投げて去っていくのです。
これらの様子は、自宅に付けている監視カメラに写っていました。
そしてこの様子を監視カメラで見た家の主人は
「配達員へ、仕返しをしてやる!」とカメラに向かって話しました。
そして、次の日、
玄関先に白い小さな箱を置いたのです。
そしてその箱には配達員への感謝の言葉を書いていました。
箱の中には冷たい水やお菓子を入れ、
配達に来てくれた人は、
笑顔でカメラに向かってお礼を言って去っていく姿が映し出されていました。
その映像を見て
…なんて素敵な仕返し…!と思い、
そして今日の御言葉を思い出しました。
私たちは、
誰に対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。
私たちは、
自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。
私たちは、
自分で復讐してはいけません。
私たちは、
敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい。渇いたなら、飲ませなさい。
私たちは、
悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。
この世の常識とは正反対…
常に平和を求め、悪に負けない生き方をする。
私たちクリスチャンは、
この世の常識とは逆行した生き方をする事を主は望まれている。
主は、
悪に対して悪で答えるのは、私たちが悪に負けている
と言われています。
悪を行なった人が問題ではなく、
悪に負けるな。悪に心を奪われるな。
と言われているのです。
今日、見たこの家の主人の「仕返し」は
私たちが目指す対処ではないでしょうか。
もし、凄く腹が立った人であれば、
配達員の誠実ではない顧客への対応を
配達会社のお客様センターなどに動画を添付し送付する人もいるでしょう。
問題となった配達員への制裁を求めるのです。
それに比べ、家の主人は、
配達員に寄り添ったのです。
良くない仕事への対応の仕方について
その原因を主人が察したのです。
そしてその原因に寄り添ったのです。
罰ではなく愛を与えたのです。
今まで、イライラしながら仕事をしていた配達員たちも
自分達の気持ちを理解し、配慮してくれる人がいるという事が
配達員を笑顔に変えたのです。
仕事内容に変わりはないのです。
しかし、愛が配達員の心を変えたのです。
私たちも、このような主人の様なものになるべきなんだと思います。
私はクリスチャンとして、
人々に愛を注ぎ、世の中を平和にして行く存在となりたい…
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)