私たちの信仰は影響をもつ【箴言22:6】

2024年

若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。

箴言22:6

病院にいると面白く感じる事があります。

いつも不満げに怒りイライラしている患者さんがいます。

また、いつも不安な思いを長く話し続ける患者さん。

自分で出来ることも出来ないと言い、手厚い手助けを望む患者さん。

反対に、愛想が良く話していて楽しい患者さん。

無口だけれど必ず「ありがとう」だけは言ってくれる患者さん。

コロナから解放され、最近やっと面会が自由になりました。

すると面白い程、親子がマッチするのです。

イライラしながら攻撃的に話す息子さん。

心配事を長く話し続けるお母さん。

何でもかんでも、病院任せな家族。

反対に、愛想が良く話してくれる娘さん。

無口で挨拶だけしてくれるお父さん。

が面会にくるのです。

親そっくり!とか、

流石この親にしてこの息子…と思うのです。

親子って似るんだな…と再確認。

そう思うと、私と子どもはどの様な姿なんだろう…と思っていました。

先日、韓国の友達(教会の牧師夫人)から電話があり

久しぶりに色々近況報告しました。

今までは、ご主人(牧師)が大きな教会に担任牧師としていてたけれど、

最近、少し規模が小さい教会に移ったと。

そして子どもたちに聖書を教える先生が不足しているので、

10数年ぶりに、小学生クラスで奉仕しているそうです。

「凄く久しぶりに、小さい子どもに聖書を教えるって難しい…」

「でも子どもたちが、すごく可愛い!」と言い

教会での出来事を話してくれました。

仲良く遊んでいると思ったら、ケンカしたり…

そしてその周りにいる子どもたちも、ケンカをした2人を見て

口々に「Aちゃんが悪い!」と言ったり

「だって、いつもBちゃんが意地悪してたから…」

と言い出し、ケンカしている当人だけでなく周りにいる生徒も

感化されてくるそうです。

そんな中、1人の4年生の男の子が

ケンカをしている2人に「主は互いに愛し合いなさいって聖書に書いてるよ」というそうです。

他にも体調を崩しているお友達に

「今日も主が共に居て下さいますように」と言ったり、

こどもが「もう、難しい‼」と言ってる時には

「主は弱い所に働いて下さる」と言うそうです。

しかも、大人の様な口調で‼

この子がこのような事を話す度に、

大人のような口ぶりに、皆笑うのです。

しかし、よく考えてみると、

ご両親は立派に、お子さんを育てられたんだなと思います。

家庭で、親が何度も言うのを聞いて覚えたのです。

この子が限界を感じた時、

家族の誰かが難しさを感じた時、

親が「主は弱い所に働いて下さる」と言い続けたのでしょう。

そして親が「今日も主が共に居て下さいますように」と

隣人を励まし祝福する姿を沢山見たんだと思います。

4年生の男の子が大きく成人に成長した時、

彼は難しさを感じる度に、まず思い出すのは

「主は弱い所に働いて下さる」だと思うのです。

これは親子関係だけの問題ではなく、

夫婦でも同じ。

どのような姿勢で信仰を持ち続けているか…が

家族に伝染するのです。

子どもにも。配偶者にも。友達にも。

何となく信仰を持っているだけだったら…

多分何も伝染しない…

私たちは、自分の周りに影響を与える事が出来る存在なのです!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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