色々な出来事は「主の伏線」【エペソ1:19】

2024年

また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように

エペソ1:19

夜勤の仮眠中に、夢を見ました。

6年前にあった出来事が夢で再現されたのです。

夫が倒れ、一命を取り留めた時の話です。

この時の焦り、不安になり、動揺した状態の夢です。

夢の中で、夫が倒れる前までは普通に話が進んだのですが、

夫が倒れ、驚いた瞬間から、

凄ーくゆっくりと時間が流れたのです。

数口、食べ始めた時だったので、

窒息してしまうかも!と思い、手で口の中のご飯を掻き出しながら、

夫に呼びかけたのです。

そして小学生だった次男に「119をスピーカーでかけて!!」といい、

夫は倒れたと思ったら、痙攣を起こしていました。

救急隊の人と通話をしながら、様子を伝えました。

激しい痙攣で、どうしていいのか分からなかったのです。

「頭をぶつけないように、周りの物を除けて下さい」と言われました。

そしてまだ口にご飯が残っていると伝えると

「窒息しないように、顔を横向けにして下さい」

そのように一つずつ指示を受けました。

そうしていると、突然、痙攣が止まり

「痙攣が止まりました!でも意識はありません!」と言うと、

夫は突然、大きないびきを掻き出したのです。

え?何? これ、どういう事???と思っていると

電話越しで救急隊の方が

「今、いびきかいていますか?」と音を察知してくれたのです。

「はい。突然、大きないびきを掻き出しました」というと

「呼吸が出来ているので良かったです。

直ぐに自宅に向かいます。」

電話を切り、

次男に、夫の様子を見て置くように言いました。

そして私は、ガスを閉め、保健所を出し、夫の服と靴をかばんに入れていると

直ぐに救急車が来てくれました。

そして担架に乗せている時に、

救急隊の方が「今から救急病院に行くので安心して下さい。

まず、ガスを締めて保険証を持って行ってください」と言われ

準備してることを伝え、次男と一緒に救急車に乗ったのです。

救急車の中で、色々と家での倒れた時の状況を質問されました。

そして、病院へ。

しかしなかなか診断がつかなかったのです。

「脳に問題が生じているのは確かなのですが、

何が原因か、何の病気なのかわかりません」と言われ、

結局、病名が分かるまで3日間かかりました。

情脈動血栓と言う病気。

脳梗塞の1つなのですが、殆どの脳梗塞は、動脈に血栓が詰まるようです。

しかし、夫は動脈ではなく情脈に血栓が詰まったのです。

なかなか起こる事が少ないようすで、

発症したとしても女性の場合が多く、頭を強く打った時などに起こるそうです。

しかし夫は倒れる前に頭を強打しておらず…

原因はわからずなのですが、病名が分かり治療を受けることができました。

この時の、ハラハラドキドキを夢の中でもう一度感じたのです。

夫の状態があっという間に変化したのです。

正常に食事をし始めた。

急に喉を詰まらせたかのような音を立てて倒れた。

そして痙攣が始まった。

痙攣が止まり大きないびきを掻き出した。

そしていびきが止まり意識不明状態。

隊員さんが来てくれた時は、少し反応があった。

実際にはこの1つ1つの段階はあっという間だったのですが、

夢の中では1つ1つが長いのです。

1つの段階ごとに、私は心底不安になり、焦り…

「どうしたらいいのですか???」と聞いているのです。

「状態がかわりました。これはどうしたらいいですか??」

「また変わりました! もう…どうしたらいいのですか??」と

状況が変わるごとに、必死に対処方法を求めたのです。

そして、救急病院に運ばれても、

3日間、色んな検査をするにあたり同意書にサインをしたのです。

サインするごとに「神さま!助けて下さい…命を奪わないで下さい!」と祈ったのです。

待っている間、今している検査についてスマホで調べました。

すると凄く不安に襲われたのです。

夫の変わりゆく状況一つずつが不安で、助けを求めたのです。

そんな夢でした。

朝、起きて、気分は良くありませんでした。

必死に一つずつの過程について、解決方法を求めている自分。

1つが終わると、次から次へと違った問題が生じるからです。

複雑な疲れた思いで「どうしてこんな夢をみたんだろう…」と考えました。

そして分かったのです。

自分の人生のようです。

色々な問題が生じ、やっと一つ解決したと思ったら、

また大きな問題がやってくるのです。

その度に「どうしたらいいの?」

「どうしてこんな事が起こってるの?」

「解決する方法を教えて!!」と叫んでいる自分の姿。

でも結局、主は夫を癒してくれました。

私は脳外科の先生ではないので、

夫の頭の中で何がどうなっているのか分かりません。

多分、詳しい説明を受けたとしても、

理解できないのです。

しかし、主は癒して下さいました。

私はどうして、夫がいびきをかいたのか到底理解できないし、

頭も打っていないのにこんな病気になるなんて理解できない。

私に降りかかる問題に対して、

私には理解できないし、解決できない事が多いのです。

しかし、救急車が来てくれた時から、

私が分からなくても、救急隊の人が夫に必要な処置をしてくれたのです。

病院についてからも、夫に必要な検査を選び、調べてくれたのです。

お医者さんがいれば、私が「どうすればいいか」という思いが必要なくなったのです。

全て、お医者さんが判断し、一番良い方法で解決へと導いてくれたのです。

私たちは、自分の人生に起きた問題について

一つずつ、「これどうしたらいいですか?」

「どうしてこんな事が起こるのですか?」と

答えを望みます。

しかし、本当は私たちがその理由を聞いたとしても

私たちには理解できないと思います。

私たちは「今」しか見えないし、考えないから。

色々な出来事は「主の伏線」です。

それを説明されても、今の痛みがなくなる方が重要だと私たちは思ってしまうのです。

だから、お医者さんを信じて夫を任せたように、

色々な私たちの人生の問題も、創造主である主に任せるべきなのです。

一つ一つ、理解できなかったとしても…

一つ一つを解決方法を求めるより、

それを総合的に解決できる主を求める事が重要なのです!!

これを教えようと、

こんなにスローな流れで、

その時その時の不安な気持ち、焦る気持ちを思いださされたのです。

夢の意味が分かり、

「主よ。私の人生を主にお任せします…」と祈りました。

すると、心の中に声が響いたのです。

「それであの時、あなたは何と言った?」と。

あの時? 何て言ったんだろう?と考え始めた瞬間、

思い出したのです。

2-3カ月に一回、今も受診しており、朝夕の服用があります。

夫は、この病気になるまでは、病院に殆ど行った事がない人でした。

病院だけでなく、歯医者さんにも…

そんな夫は、自分のレントゲン写真を見ただけでも

凄く驚き、病院へ行く事、通う事を嫌がるのです。

私が「今の時代、レントゲン写真見て怖がる人っている?

原始人なの?(笑)」と言いました。

夫はそれほど、病院が嫌なのです。

「ずっと通う何て面倒だし…自分は病院は合わない。」と言うのが夫の本音。

夫が発症してから1年間、病院に通い服用してたのですが、

夫は「もう病院には行かないし、薬も飲まない」とお医者さんに言ったのです。

それを聞いたお医者さんが

「あのね… こんな事を言っては何ですが。

〇〇さん!あなたあの時、死んでても可笑しくなかったんですよ!

私たち脳外科の先生たちが集まり、

必死に助けたんです!

どうしたら助けられるか必死でした。

あなたの命は医師が助けたんですよ。

それを大切にして下さい。命を守る為に、病院には必ず通ってください!!」と言われたのです。

それを聞いた夫は

自分が死んでいても可笑しくなかったという状況だったことに気付き、

感謝して病院に通うようになりました。

…そうなんです。

私たちも、主が必死になって私たちを救おうとされたのです。

しかし、私たちは「毎週教会に通わないとダメなの?」

「え…毎日、聖書を読めって?」

「こんなに忙しいのに祈れって…」という不満。

そして「この教会自分には合わないんだよな~」という思い。

主は、必死に必死に救いの道を開かれたのです…

私たちを救おうと。

原因である罪から解放し許し、

そして永遠の命を与えようと、必死に道を準備されたのです。

しかし、それに対する私たちの態度…

今日はそのことに気付き…大きなため息がでる1日となりました。

6年前の出来事の意味を今になって知るなんて…

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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