怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。
箴言16:32
先日、夜勤の仕事明けに、
次男からラインが入りました。
「ハンバーガーを食べたいから買って帰って来て」と。
夜勤の仕事は14時間勤務です。
毎回、バテバテです。
私はそのLINEを読んで
「そうだな~家に帰ってからご飯を作るの…
確かにしんどいし、買って帰ろう!」と思ったのです。
そしてお店の前に自転車を停め、店に入ろうとしたら、
店の前は自転車を停めれないように、ロープを張り「駐輪禁止」とかいてありました。
店の前はロータリーです。ロータリー側に自転車を停めようしたら、
そこにも「駐輪禁止」と…
でも確か、お持ち帰りの場合は自転車を置いて良かったはず…と思い、
ロータリー側に自転車を停めました。
そして店に入ると直ぐに、駐輪禁止ステッカーを張ろうとおじいさんが来られたのです。
「あ…すみません。お持ち帰りなので直ぐに出てきます」と言うと
「ここに置いたらダメだろ! 駐輪禁止って書いてるだろ!」と怒ったのです。
「このお店ってお持ち帰りは駐輪してもいいですよね?」と聞くと
「店側に停めたらいいだろ!」
「店前にも駐輪禁止って書いてあるし、店はガラス貼りだし、ロータリー側に停めるのが安全かと思ったんですが…」と言うと
「知らん!店に文句を言え!」と言われました。
「そんなに怒らなくってもいいのにな~」と思いつつ、
自転車を店側に停め、店内へ。
注文をして待っていると…
このお店で働いている人は、皆が同じ制服ではなく、
明らかに何らかの責任者というか社員なんだろうなと思う
制服を着た女性がいて、目が合いました。
「すみません、ちょっと聞きたい事があるんですが」と声をかけました。
私「このお店ってお持ち帰りの場合、自転車停めても良いんですか?」と聞くと、
「お持ち帰りの場合のみ、駐輪可能です。」と言われたので、
出来事の一連を話しました。
私「店前にロープを張って ‟駐輪禁止” と書いてたら、
多分、多くの人はロータリー側に停めませんか?」と聞くと、
「そうなんですよね~向こう側に停められる方が多くて…困ってるんです。」と言われました。
私「え?じゃ、店前に ‟お持ち帰りのみ駐輪可能” みたいなことを書かないんですか?」
「…そうなんですが、ん…」と言葉に困っていました。
多分、‟駐輪可能” と言う言葉を書くと、
お持ち帰り以外の人も停めてしまうだろうな~と想像できます。
そして「書くかどうかは検討させて頂きます」と言われたので
私「わかりました。ありがとうございます」と言いました。
私は、多分私のような内容を苦情としていう人は必ずいるはず…
だから凄く丁寧に話したつもりでした。
しかし、彼女は会話の途中から、私を見ず周りをキョロキョロし出したのです。
他のお客さんがこの方に何かを話そうと、
待っておられた訳ではなく、
早く私への対応を終わらせたいと言うのを感じたのです。
そして、私が「分かりました」と言った瞬間に、
私の前を通り、他のお客さんに声をかけに行かれました。
私の「分かりました。ありがとうございます。」の
ありがとうございます。は彼女には届かず…
私は商品を受け取り、店を出た時、
彼女の態度に、私は少しイラっとして、
何も言わなかったら良かった…と思ったのです。
そして、自宅に帰りました。
そして次男とハンバーガーを食べながら、
この一連の話をしました。
駐輪禁止を貼っているおじいちゃんも言い方は悪いけど、
毎日何回も注意する仕事だし、ストレスあるんだと思うと言う話。
おじいさんは仕方ないとして、
お母さんは、このお店のお姉さんの態度にイラっとしてしまった。
この人も多分、何度となく同じような苦情を対応しているはず。
でもこの人はお店の人だから、お客さんの話は最後まで聞くと言う態度が必要。
そして、このタイミングでお店の人が、お客さんの前を先に横切るというのは、失礼なんだよ。という話をしました。
そして私は半分冗談で「もうこれは苦情としてメールで書こうと思って(笑)」というと
次男は、鼻で笑いながら「怒り過ぎだろ(笑)」と一言。
ハッとしました(笑)
確かに…(笑)
怒り過ぎ…(笑)
店を出た時は「あ~あ…話さなかったら良かった」と思っていたのに、
次男に話しながら、
少なからず、私の話に同意しながら聞いてくれる次男の存在が、
私は「自分の感情は間違えていない」と
思ってしまったのです。
私は礼儀正しく話したのに…
その態度に応えてもらえなかった…という思い。
私は、次男の小さな同意が、
誰だって、あの店のロープの貼り方を見たら、
ロータリー側に停めてしまう…という感覚的なものさえも
自分の判断が正しいと思ってしまったのです。
私は「小さな小さな怒りの種」を、
次男に話す事によって、育ててしまったのです。
次男の「怒り過ぎだろ(笑)」という一言に、
ハッとさせられました。
嫌な事があったり、失礼な事を言われたり、
何かあると、私はその感情を「復習」しています…💦
あれってどうなんだろう?
可笑しくないか?
え?私が間違えてる?
誰が見ても、相手がおかしくないか?
という思いを、
何度となく思い出しては腹を立て…
私は、怒りの種を育てて…
それが何になるんだろう…
その種は育てるべきものなんだろうか。
その種はどのような実をつけるんだろう…
もしかしたら、私が育てた怒りの種は、成長して、
タンポポのように綿毛となり、
あっちこっちへと遠くまで飛んで行き、
そこで根を張るかもしれません…
そう考えたら、
わー…私は何をしてるんだろう…危ない危ない…
もっと良い種を育てないといけない!!!
何を考えるか、何を思い巡らすかは、
私たちの自由です。
自分の選択です。
良い種を育てないと!!!
主への感謝を、何度も何度も思い出し、
主への感謝の実を育てないといけないのに…
私は何をしてるんだろう…
これから、気をつけよう…
自分の中で主の良い実を育てよう!!!
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~