怒りの種を育ててませんか【箴言16:32】

2024年

怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。

箴言16:32

先日、夜勤の仕事明けに、

次男からラインが入りました。

「ハンバーガーを食べたいから買って帰って来て」と。

夜勤の仕事は14時間勤務です。

毎回、バテバテです。

私はそのLINEを読んで

「そうだな~家に帰ってからご飯を作るの…

確かにしんどいし、買って帰ろう!」と思ったのです。

そしてお店の前に自転車を停め、店に入ろうとしたら、

店の前は自転車を停めれないように、ロープを張り「駐輪禁止」とかいてありました。

店の前はロータリーです。ロータリー側に自転車を停めようしたら、

そこにも「駐輪禁止」と…

でも確か、お持ち帰りの場合は自転車を置いて良かったはず…と思い、

ロータリー側に自転車を停めました。

そして店に入ると直ぐに、駐輪禁止ステッカーを張ろうとおじいさんが来られたのです。

「あ…すみません。お持ち帰りなので直ぐに出てきます」と言うと

「ここに置いたらダメだろ! 駐輪禁止って書いてるだろ!」と怒ったのです。

「このお店ってお持ち帰りは駐輪してもいいですよね?」と聞くと

「店側に停めたらいいだろ!」

「店前にも駐輪禁止って書いてあるし、店はガラス貼りだし、ロータリー側に停めるのが安全かと思ったんですが…」と言うと

「知らん!店に文句を言え!」と言われました。

「そんなに怒らなくってもいいのにな~」と思いつつ、

自転車を店側に停め、店内へ。

注文をして待っていると…

このお店で働いている人は、皆が同じ制服ではなく、

明らかに何らかの責任者というか社員なんだろうなと思う

制服を着た女性がいて、目が合いました。

「すみません、ちょっと聞きたい事があるんですが」と声をかけました。

私「このお店ってお持ち帰りの場合、自転車停めても良いんですか?」と聞くと、

「お持ち帰りの場合のみ、駐輪可能です。」と言われたので、

出来事の一連を話しました。

私「店前にロープを張って ‟駐輪禁止” と書いてたら、

多分、多くの人はロータリー側に停めませんか?」と聞くと、

「そうなんですよね~向こう側に停められる方が多くて…困ってるんです。」と言われました。

私「え?じゃ、店前に ‟お持ち帰りのみ駐輪可能” みたいなことを書かないんですか?」

「…そうなんですが、ん…」と言葉に困っていました。

多分、‟駐輪可能” と言う言葉を書くと、

お持ち帰り以外の人も停めてしまうだろうな~と想像できます。

そして「書くかどうかは検討させて頂きます」と言われたので

私「わかりました。ありがとうございます」と言いました。

私は、多分私のような内容を苦情としていう人は必ずいるはず…

だから凄く丁寧に話したつもりでした。

しかし、彼女は会話の途中から、私を見ず周りをキョロキョロし出したのです。

他のお客さんがこの方に何かを話そうと、

待っておられた訳ではなく、

早く私への対応を終わらせたいと言うのを感じたのです。

そして、私が「分かりました」と言った瞬間に、

私の前を通り、他のお客さんに声をかけに行かれました。

私の「分かりました。ありがとうございます。」の

ありがとうございます。は彼女には届かず…

私は商品を受け取り、店を出た時、

彼女の態度に、私は少しイラっとして、

何も言わなかったら良かった…と思ったのです。

そして、自宅に帰りました。

そして次男とハンバーガーを食べながら、

この一連の話をしました。

駐輪禁止を貼っているおじいちゃんも言い方は悪いけど、

毎日何回も注意する仕事だし、ストレスあるんだと思うと言う話。

おじいさんは仕方ないとして、

お母さんは、このお店のお姉さんの態度にイラっとしてしまった。

この人も多分、何度となく同じような苦情を対応しているはず。

でもこの人はお店の人だから、お客さんの話は最後まで聞くと言う態度が必要。

そして、このタイミングでお店の人が、お客さんの前を先に横切るというのは、失礼なんだよ。という話をしました。

そして私は半分冗談で「もうこれは苦情としてメールで書こうと思って(笑)」というと

次男は、鼻で笑いながら「怒り過ぎだろ(笑)」と一言。

ハッとしました(笑)

確かに…(笑)

怒り過ぎ…(笑)

店を出た時は「あ~あ…話さなかったら良かった」と思っていたのに、

次男に話しながら、

少なからず、私の話に同意しながら聞いてくれる次男の存在が、

私は「自分の感情は間違えていない」と

思ってしまったのです。

私は礼儀正しく話したのに…

その態度に応えてもらえなかった…という思い。

私は、次男の小さな同意が、

誰だって、あの店のロープの貼り方を見たら、

ロータリー側に停めてしまう…という感覚的なものさえも

自分の判断が正しいと思ってしまったのです。

私は「小さな小さな怒りの種」を、

次男に話す事によって、育ててしまったのです。

次男の「怒り過ぎだろ(笑)」という一言に、

ハッとさせられました。

嫌な事があったり、失礼な事を言われたり、

何かあると、私はその感情を「復習」しています…💦

あれってどうなんだろう?

可笑しくないか?

え?私が間違えてる?

誰が見ても、相手がおかしくないか?

という思いを、

何度となく思い出しては腹を立て…

私は、怒りの種を育てて…

それが何になるんだろう…

その種は育てるべきものなんだろうか。

その種はどのような実をつけるんだろう…

もしかしたら、私が育てた怒りの種は、成長して、

タンポポのように綿毛となり、

あっちこっちへと遠くまで飛んで行き、

そこで根を張るかもしれません…

そう考えたら、

わー…私は何をしてるんだろう…危ない危ない…

もっと良い種を育てないといけない!!!

何を考えるか、何を思い巡らすかは、

私たちの自由です。

自分の選択です。

良い種を育てないと!!!

主への感謝を、何度も何度も思い出し、

主への感謝の実を育てないといけないのに…

私は何をしてるんだろう…

これから、気をつけよう…

自分の中で主の良い実を育てよう!!!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~

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