教会に必要な4つの事【使徒2:40-47】

2024年

ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、「この曲がった時代から救われなさい」と言って彼らに勧めた。
そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた、その日、三千人ほどが弟子に加えられた。
そして、彼らは使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた。
そして、一同の心に恐れが生じ、使徒たちによって多くの不思議としるしが行われた。
信者となった者たちはみないっしょにいて、いっさいの物を共有にしていた。
そして、資産や持ち物を売っては、それぞれの必要に応じて、みなに分配していた。
そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、
神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。

使徒2:40-47

今朝、読んだ聖書の箇所は、

初代教会の様子が書かれている箇所でした。

私たちが住むこの地に、初めての教会が誕生した時の教会の形態(様子)です。

この個所から「教会とは」と考えられると思います。

ペテロは「この曲がった時代」から救われなさいと言われました。

曲がった時代とは、この時だけなのでしょうか。

今私たちが住む、この時代も曲がっています。

もしかしたら、ペテロの時代よりもっと曲がっているかもしれません。

曲がった時代とは、曲がっていっている進行形の時代ではなく、

曲がりそうな訳でもなく…

曲がってしまっているのです。

悪と罪がはびこってしまい、それが常識となっている時代なのです。

この時代に、ペテロの証を聞いて、一日に3000人が救われたのです。

当時、教会という建物があった訳ではないのです。

そしてその群れが教会となったのです。

建物がなく3000人が、同じ思いを持つというのは難しく感じます。

今日の箇所を読んで、

本来、教会に必要な事が記録されています。

この個所から4つのものが教会に、私たちに必要だと分かります。

➀「使徒たちの教えを固く守る」とあります。

使徒の教えとは、聖書の事です。

聖書の教え、毎週の礼拝、家庭礼拝での聖書の御言葉を固く守るという必要性。

②そして「交わり」です。

単に集まっておしゃべりを楽しんだのではなく…

ギリシャ語で「交わり」は「コイノニア」

1つになると言う意味があるそうです。

誰かが苦しみに遭えば、皆が寄り添い、祈り支えるのです。

自分の事のように、共に苦しみ、喜び、悲しみ、励ましたのです。

③ パンを裂きました。食事を共にし、定期的に聖餐式をしたのです。

そして主が私たちの罪の為に十字架で亡くなられたと共に記憶したのです。

④ そして共に祈ったのです。

祈りは、私たちの基盤の1つであり力です。

祈りが、主と私たちのコミュニケーションなのです。

個人にとっても、教会にとっても、

国や世界にとっても祈りは信仰の必須なのです。

共に祈る…とは、共に生きるという事だと思います。

…共に集まり、共に祈り交わり時間を持つという事が

難しい状況の方もいらっしゃいます。

また、この教会の交わりで深く傷ついた経験をされている人もおられます。

色々な理由で教会に行けない人もいます。

しかし…

クリスチャン同士の交わりを求めて欲しいです。

色々な理由があって、教会に行けないから、交わりもできない…と諦めるのではなく、

主に、信仰の友が与えられるように祈りましょう !

人間は、人と交わり、成長する部分が大きいです。

幼児も幼稚園に行って、嫌な事を言われたり、

いじわるされたり、また一緒に楽しく遊んだり…

そのような経験を通し、互いに学び、人として成長するのです。

自分を受け入れ、時間になったらご飯を与えてくれ、

自分の健康を心配してくれ、

人生の問題に先回りして対処してくれる大人とだけで育てば、

この子どもに生きて行く力が育つでしょうか。

私たちもクリスチャンとして成長しなければなりません…

「主よ。私は自分の信仰が成長する事を望んでいます。

共に交わり、共に祈れる人を私に送って下さい!」と祈りましょう。

主の祝福が豊かにありますように…

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

 

 

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