わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。
イザヤ43:4a
昨夜、本棚を少し整理している時、懐かしい絵本を手に取りました。
「たいせつなきみ」です。
マックス・ルケードというアメリカの方の絵本です。
読まれた方も多いと思います。
私も、昔に何度か読んでいます。
そして昨夜、何気なく読んで見て、愕然としました💦
要約です↓
ある村に、ウイミックと呼ばれる小人たちがいた。彼らは、彫刻家エリの手で造られた木彫りの小人。
ウイミックたちは、箱に金と灰色のシールをいつも持ち歩き、互いにくっつけ合って暮らしていた。才能や美しさを持つ小人には「星のシール」。反対に能力のない者には「灰色のだめシール」がつけられた。
何をやっても上手にできない主人公のパンチネロは、だめシールだらけ。
外に出るのも嫌になり、同じような灰色シールだらけの仲間と過ごす事が気が楽になっていった。
そんな中、不思議な女の子ルシアに出会う。
ルシアには、金も灰色もシールが1つもない。誰かが貼ろうとすると、直ぐに剥がれ落ちた。
ペンネチロはルシアに「どうしたらその様になれるのか」と聞くと、
「丘の上の彫刻家のエリに毎日会いに行けばいい」と教えてくれた。
パンネチロは思い切ってエリを訪れました。エリはパンネチロを見るとすぐ「パンネチロかい?」と声をかけてくれ、
「他のウイミックスたちがどう評価しようと、灰色のシールを貼ろうと関係がない。大事なのは私がどう思うかだよ。私はお前のことをかけがえのない宝だと思っている」
「とにかく毎日、私に会いにおいで。私がどれ程お前を大切に思っているか気付かせてあげる」とエリが言いました。
パンネチロがエリの作業所を出る時、灰色のシールが一枚剥がれ落ちたのです。
今の世の中を風刺したとても心が温まる絵本です。
しかし私は絵本を読み進める途中で、愕然としました…
私は、万一誰かに傷付けられる事を言われたりされたとしても、
これは主が言われた事ではない。
だから、これを信じたらダメだし、信じる必要はない。と思っていました。
人から受ける傷も、その言葉を受け取るかどうかという…ある意味選択です。
だから、私はルシアのように、灰色のシールは私から剥がれ落ちていたと思っていました。
しかし昨夜、気付きを受けたのは…
金のシールです。
私は人から金のシールを貼られたら、それを剥がすのではなく、そのまま自分に貼っている状態にしている事に気付いたのです💦
絵本を読みながら、
あれ? ルシアは金も灰色も貼られていないのか…💦
私は、灰色は貼られても、多分ルシアのように剥がれ落ちていたように思います。
しかし、金のシールは、落とそうとは思ってもなかった…
そう気付いて…
何て私って… 自分に都合の良いとこだけを、自分のものとしていたんだろう…
物事を自分の都合よく考える利己的な人…💦
あーーーーー
灰色のシールだけでなく、金のシールも、人の評価。
主からの評価ではない。
人が付けた金のシールが良いわけでもない。(傲慢への罠かも…)
一度、主に祈り、自分が剥がす事をせず貯めている金のシールを剥がそう…!!
今日は悔い改め、全てのシールを剥がしてもらいます!!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」