もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」
エステル4:14
今日は、今ある自分の状況を考えていると、
気持ちが重く暗くなりました。
そして、エステルを思い出しました。
エステル…彼女の人生を思い出しました。
そして気付いたのです…
エステルは
「神さまに用いられた勇気あるユダヤ人の女王」
ハマンが、ユダヤ人を皆殺しにしようと計画し
それを知ったエステルは、
自分の命の危険を承知で王の前に出て、
ユダヤ人を救うために立ち上がりました。
エステルが王妃であったという事、
そして勇気を振り絞り、民を救う為に行動をしたのです。
…もし…
先の王妃ワスティが、王様の言葉に従っていたら
王妃の位を剥奪されませんでした。
つまり、エステルが新たの王妃として選ばれなかった可能性があります。
もしギリシャとの戦いに敗北していなかったら、
国内の不満を抑え、権力を維持するために、
大規模な宴会を開いたり、
新しい王妃を探したりする必要はなかった可能性があります。
もしエステルが王妃に選ばれていなかったら、
王に直接ハマンの陰謀を訴えることは出来なかった…。
もし王がその夜眠れなかったら
年代記を読むように命じる事は無かった…
モルデカイの功績は、忘れ去られたままになっていた可能性が高い…。
しかも、王が眠れなかった次の日は、
ハマンが王にモルデカイを処刑する許可を得ようと
計画していた前夜…。
もっと言えば、
エステルが孤児でなかったら、モルデカイの養女にはなっておらず
王宮に入る事は無かったと思います。
これらの出来事の一つでも現実と異なっていたら…
ユダヤ人は、ハマンの虐殺から
逃れることはできなかったと思います。
私たちの目には「偶然」に見える全ての瞬間。
でもエステル記を読むと、
全てが主の時間の中で動いている。
エステルの人生はどうだったんだろう…?
孤児という悲しさを持っていただろうし
親戚のモルデカイの家庭にも、馴染めるか不安があったと思う。
そしてモルデカイの勧めにより、王宮に入る事に。
環境の変化に心が休まらなかったのではないか。
王妃でありながらも、命をかけて王に助言したり…。
苦労が多い人生だったかもしれない。
でもその苦労一つ一つを、主は用いて下さっている。
目には見えない神の摂理…
つまり主の計画と導きは、
偶然を装って働いているとも言える。
人間の意図や策略を超えた、
より大きな力が歴史を動かしている…。
私も、主の時間軸で生きていこう…!
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)