主が介入される合図【出エジプト12:35】

2024年

イスラエル人はモーセのことばどおりに行い、エジプトから銀の飾り、金の飾り、それに着物を求めた。

出エジプト12:35

一週間程前、日本の各地で「最大級の台風」に見舞われました。

最大級の台風って…

どれ程の被害が起こるんだろう…と思うと

不安に感じた人も多かったと思います。

ふと、考えたのです。

思いもよらない程、水かさが増え、

家が浸水したらどうなるんだろう…

避難できる時間があったとしたら、私は何をもって避難するんだろう。

そう思いながら家の中を見渡しました。

「これは失いたくない…」と思うものが沢山ありました。

「これは…まあいいか…」と思うものもありました。

ある日突然、ここを去るという状況になった時のことを考えると、

心が苦しくなりました。

そして思い出したのです。

イスラエルの民は、ある日突然、捕虜となったのです。

全てを置いて、身一つで旅立つ事になったのです。

エ時@宇土で奴隷生活を余儀なくされました。

その間430年です。

そしてモーセが現われ、

エジプトの王に民の解放を願い出たのです。

ある日突然、旅立つ事になったのです。

民は奴隷から解放され、

約束の地カナンへ向かう事になったのです。

もし、このイスラエルの民が私たちだったら…

何を持って旅立つでしょうか。

旅はどれほど日数がかかるか分かりません。

青年だけでなく、年配者、女性、子どももいるのです。

旅の日数は、想像さえ出来なかったと思いますが、

2-3日ではない、長旅になると分かっていたはずです。

とりあえず、水と日持ちする食べ物を準備したくなりませんか?

しかし、実際にはカナンの地に入るのに40年かかっています。

直線距離で、約300キロ。

一日に10キロ歩いたとしたら、1カ月で到着する距離です。

40年分の食事の準備なんて不可能ですし、

1カ月分だとしても、不可能です。

主は、モーセを通して言われたのです。

「金と銀を持ってでなさい」と。

これは、民の財産ではなく、エジプトを出る際にエジプト人に求め、

持って出なさいと言われたのです。

これから荒野での旅が始まるのです。

金と銀が何の役に立つのでしょうか。

結局、主が言われいた、金と銀は

民が約束の地で聖所を作る為に必要だったのです。

奴隷の力贖いだした主を記憶する為なのでしょうか。

「〇日分の食事」と言うような、

普通の旅を準備するようものをの準備を言われなかったのです。

言ったところで、私たちには対応できない問題なのです。

主は、民に必要な食べ物、飲み水を40年間も

与え続けられたのです。

…私たちが対応できない問題は、主が対応されるのです。

今、目の前に押し迫る問題は、

自分が対応できる問題でしょうか。

それとも、とてもじゃないけれど、

自分では対応できない問題でしょうか。

自分では到底対応できない問題があるなら…

ラッキーなのです。

主が介入される問題だからです。

自分で、解決できない問題は、

主が解決して下さるという合図。

私たちがする事は、

主の近くで過ごす事。

主の御声を聞こうと求める事。

祈り、聖書を読み、待つ事。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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