愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。
礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のしたあくを思わず、
不正を喜ばずに真理を喜びます。
すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。Ⅰコリント13:4-7
次男の信仰の記録です。
昨日、学校から帰って来た時「ただいま…」と疲れ切っていました。
そしてただならぬ表情…
間違いなく学校で何かあったのです。
少し前までこの様な時は、学校のカバンを下ろさず、私の前で仁王立ちし、不平不満を言い続けていたのですが、
今日は、カバンを置きしょんぼりとイスに座り、「もう…嫌…」と言いました。
話を聞くと、友達Aくんに「神さまなんかいない!お前は教会で賛美リードでも、ずっとしとけ!」と言われたそうです。
このAくんは次男が小学校の時に伝道して、同じ教会に時々来てくれる小1からの友達です。
Aくんはクラブの関係で数ヶ月に1回、年に数回、教会に来ます。(小学校の時は毎週来てた)
時々来る礼拝でも、礼拝が終わるとAくんは「今日の話って、まるで俺の為の話だな!(笑)」と言うそうです。
次男の主張は、Aくんは「自分の為に話された話」って感じるぐらい良い話って分かってるのに、神さまの事もちょっと分かってるのに、、
「神さまなんかいない!」と言った。それは言ってはならない言葉だし、信仰がプラスに成長して欲しいのに、マイナスになった。という事に心を痛め、
また教会での奉仕をいじられたことも嫌だった様子。
ため息と涙目。
私「Aくんのその言葉が出る前に、どの様な話をしたの?」と聞くと、
学校の成績の話。将来の進学の話をしたそうで、Aくんよりは成績のいい次男は、上から目線でAくんに話した様子💦
次男「今思えば、自分も悪かったけど… こんな風に言ってしまった…」
私「あなたが、これだけは言われたくないって言うのと同じで、Aくんにとったら成績の事は言われたくなかったんじゃない?」
次男「でもさ…Aも本気で ‟神さまなんかいない!” って言った訳ではないのは分かってる。でも嫌だった。他の子ならまだしも、Aは神さまを知ってるのに…」
私「厳しい事言うけれど、Aくんが本気ではなく、あなたと言い争う中、お互いが言葉で勝とうとして、あなたは成績でAくんに勝とうとし、Aくんもあなたを言い負かす為に、Aくんの本心ではない ‟神さまなんかいない!” という言葉を引き出したのは誰?」
次男「…わし…」
私「もっと言えば、あなたが先に火をつけて、‟うわ!小さい火だったのに、Aが激しく燃えた!”って言ってるのと同じじゃない?」
次男「あぁぁ…もう本当に自分って…」と、ボロボロ…
私「今からあなたはどうしたらいい?」
次男「…悔い改める…自分が正しいと思っていた事。愛がない事。自分がAから、いけない言葉を引き出した事…」
私「じゃ、今からお風呂入って賛美して来て。そして賛美聞きながらご飯を食べて、心もお腹も落ち着いてから、一緒に祈ろう!」
お風呂から出て来た次男は、ちょっとすっきりした様子。
次男「今日の出来事ってさ~ 主が自分の祈りが聞かれたんだと思う…!」
「ずっと ‟クリスマス礼拝に向けて、友達に正しい伝道出来ますように。主に喜ばれる伝道ができる人になりたい!” って祈ってた。だから、伝道できる為に、自分に必要な事を、神さまが教えてくれたように思う…」
「今月に入ってずっと箴言を黙想してて、‟知恵を与えて下さい” って祈ってたのに。自分には知恵も愛もなかった…」
「自分が凄くすごーく、高慢なこと」
「自分には本当に愛がないことを教えてもらえたように思う」
「神さまは、今のままのAくんを愛され良いとされているのに、わしはAくんに、お前は(そのままの考え方では)ダメ。と言ってしまった。主は良しとされてるのに、わしがダメって…」
「でも自分に知恵も愛もなく、高慢でしかないと気付けたことが、主が与えてくれた知恵の第一歩の様な気がする…」
と言っていました。
そして一緒に祈って欲しいと言い、
「神さま、本当に感謝します。次男が今日、主の語りかけに心を向けれた事を感謝します。
次男がAくんに対して愛がなかった事を悔い改めます。
自分に本当に愛がないという事。
本当に高慢であったという事。
主が良しとされている人に、自分がダメだと評価していた事。
また、これらが自分が祈っていた祈りの答えであると、気付けたことを本当に感謝します。
Aくんの「神さまなんかいない!」と言う言葉も、本心から言っていないと受け止めれた事も感謝します。
次男が、自分に与えられた隣人に寄り添う者となれますように。
主の愛で包むしもべと成長しますように。
主が謙遜になられたように、次男も私も謙遜なしもべになれますように。
自分には何もないという事を知れた事を感謝します。
それが知恵の第一歩であることを感謝します。
主がAくんの手をしっかりと握って下さっている事を本当に感謝します。
Aくんの心と霊が開かれ、主の子どもとなる日が準備されている事を感謝します。
今日も、生きて働かれている主に感謝し、イエスキリストの御名によりお祈りします。アーメン」
祈っている間、次男はボロボロと泣いていました。
そして次男も悔い改めの祈りをしました。
「主よ。本当に感謝します。
今日も僕に語りかけて下さり教えて下さって感謝します。
自分が凄く高慢だったこと。
自分には全く愛がなかった事に気付きました。
主よ。どうか許して下さい。
直ぐに友達に勝とうとしてしまう自分の心。
Aの心に火をつけて、良くない言葉を引き出してしまった事を悔い改めます。
主よ。僕は主を伝える人になりたいです。
どうか主の愛を与えて下さい。
謙遜な心を与えて下さい。
今日、教えられたことを忘れず歩む事が出来ますように。
AとAの家族の救ってください。
また僕が傷つけてしまった心を癒して下さい。
全てが主の御手の中で起きている事を信じます。
主よ。本当に感謝します。
主よ。本当に愛します。
イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン」
家に帰って来て僅か1時間程で、心が変わりました。
どんよりとした嫌気で一杯になっていた心が、なくなっただけでなく、
「自分の高慢な思いから始まった出来事までをも用いて、主が自分の祈りに答えて下さった」と知ることが出来ました。
主を感じる1日を与えて下さり感謝です。
今日も、主と共に時間を過ごし歩む1日をお過ごしください!
「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」