主を知っていくって素晴らしい⑩【Ⅰコリント13:4-7】

2023年

愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。
礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のしたあくを思わず、
不正を喜ばずに真理を喜びます。
すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。

Ⅰコリント13:4-7

次男の信仰の記録です。

昨日、学校から帰って来た時「ただいま…」と疲れ切っていました。

そしてただならぬ表情…

間違いなく学校で何かあったのです。

少し前までこの様な時は、学校のカバンを下ろさず、私の前で仁王立ちし、不平不満を言い続けていたのですが、

今日は、カバンを置きしょんぼりとイスに座り、「もう…嫌…」と言いました。

話を聞くと、友達Aくんに「神さまなんかいない!お前は教会で賛美リードでも、ずっとしとけ!」と言われたそうです。

このAくんは次男が小学校の時に伝道して、同じ教会に時々来てくれる小1からの友達です。

Aくんはクラブの関係で数ヶ月に1回、年に数回、教会に来ます。(小学校の時は毎週来てた)

時々来る礼拝でも、礼拝が終わるとAくんは「今日の話って、まるで俺の為の話だな!(笑)」と言うそうです。

次男の主張は、Aくんは「自分の為に話された話」って感じるぐらい良い話って分かってるのに、神さまの事もちょっと分かってるのに、、

「神さまなんかいない!」と言った。それは言ってはならない言葉だし、信仰がプラスに成長して欲しいのに、マイナスになった。という事に心を痛め、

また教会での奉仕をいじられたことも嫌だった様子。

ため息と涙目。

私「Aくんのその言葉が出る前に、どの様な話をしたの?」と聞くと、

学校の成績の話。将来の進学の話をしたそうで、Aくんよりは成績のいい次男は、上から目線でAくんに話した様子💦

次男「今思えば、自分も悪かったけど… こんな風に言ってしまった…」

私「あなたが、これだけは言われたくないって言うのと同じで、Aくんにとったら成績の事は言われたくなかったんじゃない?」

次男「でもさ…Aも本気で ‟神さまなんかいない!” って言った訳ではないのは分かってる。でも嫌だった。他の子ならまだしも、Aは神さまを知ってるのに…」

私「厳しい事言うけれど、Aくんが本気ではなく、あなたと言い争う中、お互いが言葉で勝とうとして、あなたは成績でAくんに勝とうとし、Aくんもあなたを言い負かす為に、Aくんの本心ではない ‟神さまなんかいない!” という言葉を引き出したのは誰?」

次男「…わし…」

私「もっと言えば、あなたが先に火をつけて、‟うわ!小さい火だったのに、Aが激しく燃えた!”って言ってるのと同じじゃない?」

次男「あぁぁ…もう本当に自分って…」と、ボロボロ…

私「今からあなたはどうしたらいい?」

次男「…悔い改める…自分が正しいと思っていた事。愛がない事。自分がAから、いけない言葉を引き出した事…」

私「じゃ、今からお風呂入って賛美して来て。そして賛美聞きながらご飯を食べて、心もお腹も落ち着いてから、一緒に祈ろう!」

お風呂から出て来た次男は、ちょっとすっきりした様子。

次男「今日の出来事ってさ~ 主が自分の祈りが聞かれたんだと思う…!」

「ずっと ‟クリスマス礼拝に向けて、友達に正しい伝道出来ますように。主に喜ばれる伝道ができる人になりたい!” って祈ってた。だから、伝道できる為に、自分に必要な事を、神さまが教えてくれたように思う…」

「今月に入ってずっと箴言を黙想してて、‟知恵を与えて下さい” って祈ってたのに。自分には知恵も愛もなかった…」

「自分が凄くすごーく、高慢なこと」

「自分には本当に愛がないことを教えてもらえたように思う」

「神さまは、今のままのAくんを愛され良いとされているのに、わしはAくんに、お前は(そのままの考え方では)ダメ。と言ってしまった。主は良しとされてるのに、わしがダメって…」

「でも自分に知恵も愛もなく、高慢でしかないと気付けたことが、主が与えてくれた知恵の第一歩の様な気がする…」

と言っていました。

そして一緒に祈って欲しいと言い、

「神さま、本当に感謝します。次男が今日、主の語りかけに心を向けれた事を感謝します。

次男がAくんに対して愛がなかった事を悔い改めます。

自分に本当に愛がないという事。

本当に高慢であったという事。

主が良しとされている人に、自分がダメだと評価していた事。

また、これらが自分が祈っていた祈りの答えであると、気付けたことを本当に感謝します。

Aくんの「神さまなんかいない!」と言う言葉も、本心から言っていないと受け止めれた事も感謝します。

次男が、自分に与えられた隣人に寄り添う者となれますように。

主の愛で包むしもべと成長しますように。

主が謙遜になられたように、次男も私も謙遜なしもべになれますように。

自分には何もないという事を知れた事を感謝します。

それが知恵の第一歩であることを感謝します。

主がAくんの手をしっかりと握って下さっている事を本当に感謝します。

Aくんの心と霊が開かれ、主の子どもとなる日が準備されている事を感謝します。

今日も、生きて働かれている主に感謝し、イエスキリストの御名によりお祈りします。アーメン」

祈っている間、次男はボロボロと泣いていました。

そして次男も悔い改めの祈りをしました。

「主よ。本当に感謝します。

今日も僕に語りかけて下さり教えて下さって感謝します。

自分が凄く高慢だったこと。

自分には全く愛がなかった事に気付きました。

主よ。どうか許して下さい。

直ぐに友達に勝とうとしてしまう自分の心。

Aの心に火をつけて、良くない言葉を引き出してしまった事を悔い改めます。

主よ。僕は主を伝える人になりたいです。

どうか主の愛を与えて下さい。

謙遜な心を与えて下さい。

今日、教えられたことを忘れず歩む事が出来ますように。

AとAの家族の救ってください。

また僕が傷つけてしまった心を癒して下さい。

全てが主の御手の中で起きている事を信じます。

主よ。本当に感謝します。

主よ。本当に愛します。

イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン」

家に帰って来て僅か1時間程で、心が変わりました。

どんよりとした嫌気で一杯になっていた心が、なくなっただけでなく、

「自分の高慢な思いから始まった出来事までをも用いて、主が自分の祈りに答えて下さった」と知ることが出来ました。

主を感じる1日を与えて下さり感謝です。

今日も、主と共に時間を過ごし歩む1日をお過ごしください!

「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」

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