そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。
この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。
ローマ12:1-2
ローマ書は大きく二つに分かれます。1~11章と12~16章です。
前半の1~11章は、人はどうしたら救われるか。イエスキリストの十字架の贖いを信じることによってのみ、救いの道があると書かれています。
後半の12~16章は、救いを受けたクリスチャンの生き方について書かれています。
今日の御言葉は、12章の始め、私たちの生き方について導入部分で、重要な御言葉です。
この個所で書かれていることは2つ。「自分を捧げる」「自己改革」です。
「自分を捧げる」とは何でしょうか?
今の仕事を辞め、献身者として歩むという事だけではありません。
「自分を捧げる」とは、主に生かされていることを覚え、主を第一とし、主のために生きると告白することです。
私たちは、キリストを信じ、新しい者となりました。新しい者らしく生きて行くのです。
新しい者は、この世と調子を合わせません。
主を無視し、主を受け入れない世の中は、利己的で自己中心的な生き方をしています。多少の悪は悪ではないのです。その結果、虚しさと共に生きる世の中なのです。
私たちは、キリスト者であり、新しく生まれた者。世の中の常識に流されてはいけないのです。
特に日本では、世の中の主流の流れが、キリストを知らない人です。私たちはその中に身を置いているのです。
御言葉にあるように、主に喜ばれる信仰生活とは、自分を捧げようという姿勢と、「一新に」自分を変えようという意識です。
心を新たにして自分を変えよう、キリストの似姿になろう。という意識を持ち続ける必要があります。
日本は、クリスチャンが1%です。 99%が主を知らない人が集まる国なのです。
信仰を守るには、難しい環境のように感じます。
しかし、私たちの主は、100匹の羊の中で1匹が迷い出たら、99匹を残して1匹を探し出してくれる神さまなのです。1匹の羊は特別です!
ですから、日本でも信仰を守る事は可能なのです。
私たちは、いつも主から心理を学ぼう、もっと似姿に変わりたい!と言う心を持って主のもとに行くのです。
今日も、私たちは心を新たにして、主の御前にでましょう!
特別な一匹の羊であることを感謝して・・・