奇跡を体験できる人【ヨハネ2:1-11】

2022年

1 それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があって、そこにイエスの母がいた。

2 イエスも、また弟子たちも、その婚礼に招かれた。

3 ぶどう酒がなくなったとき、母がイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。

4 すると、イエスは母に言われた。「あなたはわたしと何の関係がいがあるのでしょう。女の方。わたしの時はまだ来ていません。」

5 母は手伝いの人たちに言った。「あの方が言われることを、何でもしてあげてください。」

6 さて、そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、それぞれ八十リットルから百二十リットル入りの石の水がめが六つ置いてあった。

イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。

8 イエスは彼らに言われた。「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。

9 宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、―しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた―彼は、花婿を呼んで、

10 言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」

11 イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。

ヨハネ2:1-11

イエスさまが初めて行った奇跡。カナの結婚式。

改めて読んでみると、水がめ6個・・・ 一つが80~120リットルと書いてあります。

480~720㎏の水です!!

イエスさまが「この水かめに水を入れなさい」と言われ「はいはい」と簡単には入れる事ができる水の量ではないですね・・・

当時、水道をひねり、ホースで水を入れる事が出来た訳ではないですし。

やっとの思いで水を入れても、「それをくんで世話役に持って行きなさい」と言われています。。

手伝いの人たちは、他にも仕事があったでしょうに。

今している事を一旦手を置き、イエスさまが言われる通りにしたのです。

水を入れなさいと言われ「え?今ぶどう酒が足らなくて大変な時に、水? どうして?そんな事してる時?」と思っても不思議ではないと思いませんか?

そして、やっとの思いで水を入れた後、また世話役まで運ぶのです。

「え? これ、水ですけど・・ぶどう酒が足らなくて大変な時に、水を持っていったら、怒られるのじゃないか・・」と思わなかったのか・・と思いました。

お手伝いの方たちの心情は聖書に書かれていないので、分からないですが。私がそこにいたら、心の中ではそのような思いが頭をよぎる様に思います。

しかし、イエスさまの言われることに従った事により、聖書に残る奇跡が行われたのです。

従った者は「奇跡」を見る事が出来、宴会の世話役は、「奇跡」を見てもそれが「奇跡」だと気付かなかったのです。

お手伝いの人が、イエスさまの言葉に従ったので、奇跡が行われたのです。

 

水を汲んだ者とは、御言葉に従ったもの。

示された事に不平不満を言って、その場に留まっていたら、奇跡は見れなかった・・・

主の言葉を聞いて、行動をすることによって奇跡が体験できる。

主の言葉は聞くだけでは奇跡は起こらない。

多分、私を含め多くのクリスチャンは、御言葉を聞いて「どうだよね~ 良い御言葉だよね」で終わってるのかもしれない。

御言葉に従わず、行動しない人は、良い御言葉、良い説教を聞いても「そうなんだ・・・でも本当かな~」で終わってるんだと思います。

行動するキリスト者となれますように!

今日も、聖書を通し、祈りを通して恵まれた一日となりますように!

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