生きていく上で本当に必要なもの【ヤコブ3:17】

2025年

しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。

ヤコブ3:17

最近、ずっと「知恵」について黙想しています。

聖書の中から見る知恵ってどんな話があっただろう?

と思ってまず思い浮かぶのはソロモン…。

【ソロモンの知恵】Ⅰ列王記3:16-28

二人の母親が一人の赤ん坊を巡って争い、

どちらが本当の母親か分からない状況で、

ソロモンは「赤ん坊を半分に切れ」と命じた。

すると、本当の母親が「私に下さらなくていいから、その人にあげて」と叫びました。

ソロモンには「人の心を見る目」があった。

主から与えられた知恵は、人を生かす判断ができる。

【愚かな金持ちのたとえ】ルカ12:16-21

豊作になった金持ちが

「もっと倉を建てて、安心して遊び暮らそう」と考えた。

しかしその夜、神から「今夜、おまえの命は取られる」と告げられた。

この世の成功があっても、

主を知らないなら「愚か」といえる。

聖書のいう知恵は「神の前に富むこと」

そして「永遠の視点」を持つこと…。

【5人の賢い娘と5人の愚かな娘】マタイ25:1-13

花婿を迎える準備をしていた十人の娘。

油を備えていた賢い娘たちは花婿に会えたが、

油が足りなかった愚かな娘たちは締め出されてしまった。

信仰生活には「備え(用意)」が必要。

知恵とは、主の時に備えつつ、今を生きる力。

「あとですればいい」では間に合わない…。

【知恵を求めたソロモン】Ⅰ列王記3:5-14

若いソロモン王が即位した夜、

神が「何でも与えよう」と語りかけられ

ソロモンは「聞き分ける心(知恵)」を願い主に喜ばれる。

知恵を求める選択が人生を形作る。

成功・長寿・財産より、

まず「主の心を知る知恵」を求める。

【ダニエルと友人たちの知恵】ダニエル1章

バビロン捕囚で連れてこられたダニエルたち。

王の食物を拒み、神の律法に従った食事(野菜と水)を選ぶ。

10日後、彼らは他の誰よりも健康で、知恵と理解に満ちていた。

この世の価値観に流されず、

主の教えに従い、真の知恵を与えられた。

…聖書からみる「知恵」は、

単に頭が良い、知識が豊か…ではない。

神を恐れる事から始まり、

主の御心を求め、行おうとする心と姿勢。

主の知恵は、

謙遜であり、忠実な姿、忍耐を持ち、祈る姿勢により

知恵ある分別力が養われていく…。

知恵のある分別力‼

生きていく上で本当に必要なもの…。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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