しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。
ヤコブ3:17
最近、ずっと「知恵」について黙想しています。
聖書の中から見る知恵ってどんな話があっただろう?
と思ってまず思い浮かぶのはソロモン…。
【ソロモンの知恵】Ⅰ列王記3:16-28
二人の母親が一人の赤ん坊を巡って争い、
どちらが本当の母親か分からない状況で、
ソロモンは「赤ん坊を半分に切れ」と命じた。
すると、本当の母親が「私に下さらなくていいから、その人にあげて」と叫びました。
ソロモンには「人の心を見る目」があった。
主から与えられた知恵は、人を生かす判断ができる。
【愚かな金持ちのたとえ】ルカ12:16-21
豊作になった金持ちが
「もっと倉を建てて、安心して遊び暮らそう」と考えた。
しかしその夜、神から「今夜、おまえの命は取られる」と告げられた。
この世の成功があっても、
主を知らないなら「愚か」といえる。
聖書のいう知恵は「神の前に富むこと」
そして「永遠の視点」を持つこと…。
【5人の賢い娘と5人の愚かな娘】マタイ25:1-13
花婿を迎える準備をしていた十人の娘。
油を備えていた賢い娘たちは花婿に会えたが、
油が足りなかった愚かな娘たちは締め出されてしまった。
信仰生活には「備え(用意)」が必要。
知恵とは、主の時に備えつつ、今を生きる力。
「あとですればいい」では間に合わない…。
【知恵を求めたソロモン】Ⅰ列王記3:5-14
若いソロモン王が即位した夜、
神が「何でも与えよう」と語りかけられ
ソロモンは「聞き分ける心(知恵)」を願い主に喜ばれる。
知恵を求める選択が人生を形作る。
成功・長寿・財産より、
まず「主の心を知る知恵」を求める。
【ダニエルと友人たちの知恵】ダニエル1章
バビロン捕囚で連れてこられたダニエルたち。
王の食物を拒み、神の律法に従った食事(野菜と水)を選ぶ。
10日後、彼らは他の誰よりも健康で、知恵と理解に満ちていた。
この世の価値観に流されず、
主の教えに従い、真の知恵を与えられた。
…聖書からみる「知恵」は、
単に頭が良い、知識が豊か…ではない。
神を恐れる事から始まり、
主の御心を求め、行おうとする心と姿勢。
主の知恵は、
謙遜であり、忠実な姿、忍耐を持ち、祈る姿勢により
知恵ある分別力が養われていく…。
知恵のある分別力‼
生きていく上で本当に必要なもの…。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)