人は生きてきたように死んでいく【ガラテヤ6:7-8】

2025年

 思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。
自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。

ガラテヤ6:7-8

パートで行っている病院。

働いている病棟は内科です。隣の病棟は外科。

外科の病棟に数回、ヘルプで入ったのですが、

驚きました!

患者さんと普通に会話が出来る…!

そして自立されている患者さんが多いのです。(オムツ、トイレの付き添い、食事介助がいらない)

ある程度、入院されたら元気になり退院されるのです。

私が普段いる内科は、年配者が多く、痴呆の方もおられ

会話が難しい人が多いのです。

良く分からない話をされたり、

何を話されているのか聞き取りが出来なかったり。

また治療の関係で麻薬を使う事もあるので、

つじつまが合わなかったり、ちょっと痴呆に近い感じの状態になっておられる方が多い…

そして、病院で亡くなられる方も多い💦

普段の仕事では、人が元気になって回復する姿より

弱っていく、死に近づいていく姿をよく見るのです。

その姿を見ながら、私はどのような姿で死んでいくんだろう…とよく考えます。

そして「人は生きてきたように死んでいく」という言葉を良く思い出します。

本当に何を話されているのか分からない時が多く

また、このようなパターンの時は、

終わりなくよく話されるのです。

一生懸命、何を要求されているのか当てようとするのですが

良く分からず…(大抵、世間話をしたかったという事が多い…)

「ごめんね…ちゃんと聞き取れなくて…」というと

「大丈夫!(笑)」と答える方もいらっしゃいますが

「お前じゃ役に立たない!ナースを呼べ!」と言ったり

暴言を吐く方も多くいらっしゃいます。

痴呆になって居られても、凄く上品な方もいらっしゃいます。

常に感謝を口にされる方。

オムツを替え終わると「こんなことまでさせてしまって、ごめんなさいね」と言われる方。

反対に、オムツを替えても「さっさとしろ!」と言われる方。

常にイライラされている方。

直ぐに「責任者を呼べ!」「警察を呼べ!」「新聞記者を呼べ!」と叫ぶ方。

治療中だからジュースや甘いものを禁止されていても

「買って来い!」「どうして食べたらダメなんだ‼」と激怒する方。

大抵はアルコール中毒の方が多い病棟なのですが

身体が限界になって入院されるのですが、

入院して直ぐに「痛いって言ってるの‼」「苦しいの‼」と怒るのです。

「入院したのに!」と言われる💦

まだ治療が始まった所…と遠回しに説明しても

納得できない。

色々な患者さんが居られます。

でも感じるのは、いつも感謝を口にされる方は少ない…💦

多くの患者さんは、暴言を吐き、わがままを言われる。

そんな姿を見ながら、

その人の人生の縮図を見ている様に感じるのです。

今までの人生で、苦しい思いをしたり、

残念な思い、悲しい思いが一杯あったんではないか?

孤独な時間を過ごされたのではないか?

理不尽や不満を感じる人生だったのではないか?と思うのです。

凄く傷ついた人生を送られて来たんだろうな…とも感じます。

…どのような人であれ、傷付いた事はあると思います。

しかし、その傷が傷のままなのかどうかで、

最後の姿が違うように思うのです。

色々な方の人生の最期を見ながら…

自分の最期を考えさせられます…。

最期は感謝の姿で迎えたい…という思いもありますが、

それよりも、傷付いたまま、孤独な思いのままで迎えて欲しくない…

…これって本当に主に出会わないと無理!

生きている間に、主に出会い、癒されて欲しい…

主の愛に満たされて欲しい…

最期は装う事は出来ないと思います。

私たちも、普段何を考え、何を思い生きていくか。

主に感謝する人生を歩もう‼

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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