この女は、自分にできることをしたのです。埋葬の用意にと、わたしのからだに、前もって油を塗ってくれたのです。
マルコ14:8
ふと、
「先生。永遠のいのちを得るためには、
どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」と質問した
お金持ちの青年を思い出しました。
それに対して
➀あなたの持ち物を売り払って貧しい人たちに与えなさい。
②そして私について来なさい。
と2つを提示されました。
完全になる…というのは本当に難しい…だなと。
そんな事を考えていると、
主は、私たちが、主にすべてを捧げる事を喜ばれる方なんだと改めて思いました。
一番始めに思い出したのは、
アブラハムがイサクを捧げた話です。
そう思ったら、アブラハムはお金持ちの青年より…凄い…!
イサクをいけえにしようとしたアブラハム…。
また、貧しいやもめは、全財産の2タラントを捧げました。
それを見て、主は称賛されました。
多くの金を入れた富裕な人々よりも、
自分の持っていたわずかな財産すべてを捧げたやもめ。
「量」ではなく「心」の捧げものを見られる…。
また、マリヤがナルドの香油をイエスさまの足に注ぎ
髪で拭いた話も思い出しました。
イエスさまが十字架に架かる前の出来事。
イエスさまはマリヤの行動に対して
「埋葬の用意にと、私の身体に、
前もって油を塗ってくれたのです。」と言われました。
マリヤはイエスさまが十字架に架かる事を知りませんでした。
しかし、長年大切に貯めた香油。
その香油の器を割り、イエスさまの足を注いだのです。
それをイエスさまは「埋葬の用意をした」と受け取られたのです。
これは偶然時期が重なったのではなく、
マリヤは聖霊に導かれ、香油を注いだのです。
という事は、
私たちは自覚がない行動であったとしても、
実は大きな意味がある事がある。
イエスさまは続けて
「まことに、あなたがたに告げます。世界中のどこででも、福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」と言われました。
聖霊に導かれて行う事は、
私たちの考えや思い、計画などを越え
凄く大きな意味のあること。
マリヤは知らなかったけれど、
長い年月、香油を貯めていた時間があります。
もしかしたら、マリヤは違う考えをもって貯めていたかもしれません。
しかし、その高価なものを
聖霊の導きにより、自分の手から手放す事により
主は大いに喜ばれる…。
そして今日の御言葉で心にとまったのは
「この女は、自分にできることをしたのです」という所。
私は、お金持ちの青年のように、
全財産を貧しい人々に分け与える事は難しい…
アブラハムのような信仰もない…。
でも、自分に出来る事をしよう‼
まず、そこから始めよう‼
信仰は成長するものだから。
まず、私に出来る事から始めよう。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)