それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
Ⅰペテロ4:10
次男と同じクラスの男子学生Aくんと、
ほぼ毎朝一緒に車で学校へ送っています。
その道中、次男は教会の話をよくします。
車の中でも常に賛美を流しています。
学校に到着した時に、アメージンググレイスが流れ、
A「あ、なんか聞いた事ある!」と言ったのです。
次男「アメージンググレイスっていう世界的に有名な賛美」
A「えーこれって賛美だったんだ~」と話しながら車を出ました。
1人帰り道、
この曲の作曲家ジョン・ニュートンを思い出しました。
彼は若い頃、奴隷貿易に関わる罪深い生活を送っていました。
しかし主に出合い、悔い改め、牧師となりました。
そしてそれ以降は、
彼は、「奴隷制度廃止運動」に力を尽くす人生を歩んだのです。
そして、彼が作詞した「アメイジング・グレイス」は、
世界中で歌われる讃美歌となったのです。
…何となく「パウロ」に似てる!と思いました。
★主に出会うまでの人生
【パウロ】
クリスチャンを迫害し、教会を破壊しようとしていました。彼は自らを「罪人のとまで表現しています。
【ジョン・ニュートン】
若い頃、奴隷貿易に従事し、多くの人々の苦しみに関与していました。
★主との出会い
【パウロ】
ダマスコ途上で復活したイエスに出会い、彼の人生が完全に変えられました。
【ジョン・ニュートン】
激しい嵐の中で自分の無力さを悟り、神に祈りを捧げました。この経験がきっかけで信仰を持つようになり、その後牧師となりました。
★主の恵みによる変化
【パウロ】
キリストに出会った後、異邦人への福音宣教に命を捧げ、多くの教会を設立しました。
【ジョン・ニュートン】
自分の罪深さを深く悔い、神の恵みを強く意識し「アメージング・グレイス」という賛美歌を通じて、その感謝を世界中に伝えました。
★与えた影響
【パウロ】
新約聖書の大部分を執筆し、異邦人宣教の道を切り開いた。キリスト教に大きな影響を及ぼした。。
【ジョン・ニュートン】
彼の人生と「アメージング・グレイス」は、多くの人々に希望を与え、神の赦しと変革の力を証ししている。
2人を並べて考えてみると、
2人とも、性格が大胆というか豪快というか過激。
徹底的な弾圧。
主に出会って、その過激な部分が柔らかくなったのではなく、
過激な部分を用いられています。
何となく、主に出合ったら人が変わると考えがちかも…
過激な性格は丸くなったり、主の愛に包まれ穏やかになるとか…
その様に変わる事を、周りの人も本人も期待しそうな気がします。
しかし、多分、
主はマイナスの部分をそのまま残し、
マイナスを用いられる方。
情熱的で短気で気性の荒く勝ち気な性格の人も、
その行動力を用いられる…
調教された名馬のように、
目的に向かって一心に走る者へと変えられたのです。
私たちが想像する事と、主がされる事は違う…。
自分の足らない所を「補って整えて下さい」と願うより
「主が望まれるように私を用いて下さい」の方が
良いのかもしれません…。
PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)