主を知っていくって素晴らしい⑬【ローマ14:8】

2024年

もし生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主のために死ぬのです。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。

ローマ14:8

今日は次男の記録です。

次男は、教会の方々と8月22日~31日、コンゴ民主共和国にアウトリーチに行ってきました。

コンゴに韓国の宣教師先生が居られます。

日本からコンゴへ直行便はなく、

カタールで乗り換えの為に1泊しないといけないそうです。

「コンゴのアウトリーチ募集してる!行きたい!!」と言った次男。

長男も高校生の時に参加したので、当時小学生だった次男もいつかは自分も…と思っていた様子。

そして丁度教会にエジプトから来られた宣教師先生が証で日本に来ておられ、

「宣教したい!!」と言う思いが強くなった様子。

興奮気味に「行きたい!」と言っていたのに、

数日の間にテンションが下がっていました。

「宣教というより、単なる興味本位ではないか?」という考えが

頭を過ぎり、アウトリーチに行きたいという

自分の思いを神様に押し通そうとしている自分。

それに気付くと同時に、心が不安に支配されたようです。

そして「僕が行く事を主が望んで居られるなら、僕の心をもう一度動かして下さい」と祈り

確信がないまま、時間を過ごしたのです。

そして気が付くと、アウトリーチの締め切りが1週間も過ぎていたのです。

「流石にもうダメだ…御心じゃなかったのか…」と思いながら

最後に祈ってみようと祈り始めると、

驚くほど、心が平安に満ち溢れたそうです。

「あ…行く事を許されている…僕はコンゴへ行くんだ!」と感じたそうです。

次男は直ぐに教会の事務所にと聞きに行きました。

次の日、「航空券が取れない…満席です」

しかし、数日後、航空券に空きがでて一緒に行く事が出来ました。

日本からカタールまで11時間。

カタールからコンゴまで7時間。

コンゴ民主共和国は、世界で最も貧しい国のひとつと言われているそうです。

空港に着くと、日本や韓国の空港とは違い…

交通の混雑、ゴミの多さ…、

あちらこちらにゴミが落ちているのが目につき、

日本や韓国の空港とは違う…

過ぎ去る人々から感じる雰囲気に、

人々の不信感を抱えているように感じ、

神様の無条件の愛が必要な国に来たんだ!

僕たちは、この国で数日間だけれど、

主の愛を伝えないとという思いが沸き起こり、

アウトリーチがスタート。

コンゴにある4つの教会に訪問しました。

そこで賛美、無音劇、ワーシップダンス、家庭訪問などの働きをしたそうです。

無音劇とは、言葉を使わずにキリストの十字架の死・福音を伝える劇です。

働きの中でも特に、家庭訪問の働きが印象的だったそうです。

計20家庭を訪問する中、

コンゴの人たちの祈りの課題はどの家庭も同じ…

経済的問題と、病の問題。

朝、起きると「今日の食事」について思い悩むそうです。

それを聞いた次男は…

自分は朝起きて「今日の食事」について悩んだことがありません。

食事について悩むとしても「どれを食べようか」と言う悩みで

「食べ物がない…」という悩みを持ったことがない…

同じ地球に、同じ年代に生きる人間として、

生まれた国で、生まれた環境で、

同年代の人でも僕とは全く違う悩み。

僕には、暑さも寒さも避けれる家があり、

冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機…テレビやパソコンまであるのです。

そして蛇口をひねれば、綺麗で安全な水を飲む事が出来る。

「あの服が欲しい」「あれを食べてみたい」

「大学…どうしよう」「将来、こんな仕事をしたい」

「髪型、変えて見ようかな…」

こんな一見、平和な事を考えながらも、

日本にも韓国にも、

生きることが辛く苦しく感じている人は大勢います。

しかし、目の前にいる同年代の子どもたちの悩みは、

学校に行きたい。ノートが欲しい。

今日、自分の家族のお腹を満たせるものが欲しい…なのです。

彼らの悩みは深刻なのです。

生きるための悩み。

僕は、僕と全然違う人たちを目の前にして、

何とも言えない思いになったそうです。

「主よ。僕はここで何を見て、何を感じたら良いのでしょうか。

僕はここに何をする為に来たのでしょうか…主よ。どうか教えて下さい…」

家庭訪問をしながら、みんなが1人の為に、

みんなが1つの家庭の為に、

声を上げて熱く祈りました。

祈る中で、言葉でうまく説明出来ないのですが、

「主は僕の祈りを聞いて下さっている」

「そして、祈りを通して必ず回復がある!」

という思いに満たされた様です。

そして不思議と、コンゴに宣教旅行に行き、

コンゴの人たちの救いを祈りながらも、

日本への救いに対する思いが強く与えられたと言います。

国の状況に違いがあっても、

日本は、霊的に貧困なのかもしれない…

コンゴで目にした「貧困」は、

日本の「霊的貧困」を可視化して

僕に見せて下さっていたのかも…

コンゴの救いを祈りながら、

主がこの地でも確実に何かを進められている様に感じました。

それと同時に、

日本も…

もっと信徒一人一人が、もっと近くの互いのために祈り、

支え合う…そのような教会、

または、そのような主の愛に満ちた国になって欲しい!

と言う思いが沸き起こったそうです。

コンゴでの体験を通して、

主は僕に、もっともっと祈ること、

とりなしの祈りをすることを望まれているのではないか?と感じました。

毎朝、祈ってその日を準備し、

祈って伝道する者となりたい…!!

今、出会う人、今しか出会えない人のために祈り、

福音を伝える者となりたい…!!

今回のアウトリーチを通して、

僕に出来ることは、一時的な救済などではなく、

祈りを通して、一人の魂が主のもとに帰ること。

主の子どもとされること。

それを導ける人となりたい。

そして、僕のビジョンは、日本ではないかと感じたそうです。

僕の人生を主に委ね、主と共に生き、

主の御用の為に生きたいと感じるアウトリーチ。

…主は、本当に素晴らしいお方!!

次男はアウトリーチの締め切りが過ぎてから、

アウトリーチへの思いが与えられました。

一行が予約していた飛行機は満席だったのです。

そして事務の方に

「次の便なら空席があるけれど、あなたは高校生だから、

1人で違う便に乗って行くのは心配。しかも…

航空券も32万円になって高額すぎる…」

「VISAも習得に時間がかかるから、間に合わないかも」と言われたそうです。

結局、数日後、航空券の空きが出ました!

本来ならば往復20数万万円のチケット。

次男だけ20万だったのです。

VISAも異例で早く支給されました。

主は、私たちの家庭の状況までも、

全てをご存知なのです。

次男の話を聞きながら…

私も、このような思いを何度も何度も感じた事があります。

私の思う通りに行かないのです。

「主は、道を塞がれてる?」と感じる事。

そして与えられない事に対して、寂しさまで感じるのです。

しかし、実は直ぐに与えられない理由が主にはあるのです。

その度に「主は生きておられる」

「主は全てをご存知」と感じる事ができ、

また「私の主は、私がどのようにすれば、私が喜ぶのかご存知」

主は、ユーモア溢れるお方です。

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

タイトルとURLをコピーしました