同じところをグルグル回る【民数記13:30】

2024年

そのとき、カレブがモーセの前で、民を静めて言った。「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから。」

民数記13:30

今日、子どもの学校の保護者に向けて、Zoom配信をしました。

今ある学校の状況をどの様に伝えればいいんだろう。

保護者それぞれ、温度差もあり、

全く初めて今の学校の在り方を知る保護者もいる。

どう話せば良いんだろう…と祈る中、

1つの聖書の話を思い出しました。

…モーセがリーダーとしたイスラエルの民は

エジプトから解放され、

主が与えるとされていた約束の地の目の前まで来ました。

そこでモーセは偵察隊12名を送り、

どのような土地化探らせたのです。

彼らは40日間、その地を探り帰って来たのです。

10名は「あなたがお遣わしになった地は、

乳と蜜が流れています。」と言って

その地の果物を民に見せた時、大変喜んだはずです。

しかし、続けてこの様に言いました。

「その地に住む民は力強く、

その町々は城壁を持ち、非常に大きく、

私たちはいなごのように感じました」

と言う言葉を聞いて、民は落胆したのではないでしょうか。

その時、カレブは民を静めて

「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから。」

と言ったのです。

民は、ネガティブな言葉の方を信じたのです。

そして結局、40年間彷徨う事になりました。

…この話を思い出し…

自分が見えるがまま、感じるがままに話すのが良いのか?

そうではなく、主がどの様に見られているのかを

祈りながら見ていくのが良いのか…

この聖書の話を読み直し、

「どの様に伝えるか」って凄く大切‼

結局、人間の目で見た状況を伝えた内容を信じたのです。

そして、約束の地を目前としながら、

40日間も彷徨ったのです。

つまり…自分の感情で話すのではなく

自分の主観で話すのでもない。

主がどう思われているのかに焦点を置いて話す!

結果、主観で話した内容を選択した民は、

遠回りをする事になったのです。

私たちは、何を選ぶか時、

騙されてはいけないのです。

主を中心において考えるという事が大切。

そして、発言する人は、民を率いなくてはならないのです。

自分だけでなく、民をも40年間も彷徨う人生を歩ませない為に、

民を導く者として、普段から主の目で物事を判断できるように、

主との交わりを強めておく必要があるのです。

神さまは私たちの目の前に祝福を準備されているのに、

私たちは、勇気を出して一歩踏み込もうとせず、

主の大きな祝福を取り漏らしているのかもしれません。

そして同じ問題をずっと抱え込み、

解決へと向かえれず、

同じところをグルグル彷徨っているかもしれません…

私たちは、主の御声に心を傾け、

御心を選択する事が出来ますように!

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

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