わが家には「油が尽きない壺」があります【箴言4:23-27】

2024年
力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。
偽りを言う口をあなたから取り除き、曲がったことを言うくちびるをあなたから切り離せ。
あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ。
あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。
右にも左にもそれてはならない。あなたの足を悪から遠ざけよ。
箴言4:23-27

旧約聖書に「尽きない油」の話があります。

預言者エリヤは、やもめに養ってもらいました。

やもめの家には、瓶に一握りの粉と、少しの油しかありませんでした。

僅かにしか持たないものを、エリシャに捧げた時、

瓶の粉は尽きず、壺の油もなくならなくなったのです。

実は…我が家にもこのような「油のつぼ」があります。

我が家には子どもが2人。6歳違いです。

2人とも小学校から韓国系の学校に通っています。

長男が中学生になった時、次男が小学校に入学。

一応、私学ですので、2人に12年間の学費がかかります。

我が家は全く裕福な家庭ではありません。

2人揃って中学と小学校に入学する時、

「主よ。あなたの息子です。どうかあなたが育てて下さい。」と祈り、

学費引き落としの銀行口座に、2人分の1年間の学費を入金しました。

1年間は学校に通えます。2年生になった時の事は、考える事さえ不安でした。

そしてそれから、11年経ちました。(現在次男が高2)

口座には、11年前に入金した金額が、殆ど減らずにあります…

長男は中学、高校の時、沢山の奨学金制度に申請したのです。

学校も我が家の経済的問題を知っていて、

長男に「こんな奨学金制度あるよ」と教えてくれていたのです。

長男は、申請する度にエッセイを書いて「他にも必要書類を提出しないといけないから、揃えて送付しておいて」と言い、

必要であれば、自分で面接まで受けていました。

子どもが学校に通う為には、学費だけではなく、施設管理費や教材費、給食費など他にも必要となります。

長男が頂いた奨学金で、2人の必要納入金を6年間支払えたのです。

問題は…長男が高校を卒業した後…です。

次男は中学生になりました。学費は1人分ですが、

次男が長男のように出来るのか…?

学校の先生は、長男にして下さったように、

奨学金の情報を調べて次男にも教えてくれます。

次男は、長男程ではありませんが、

自分の学費を奨学金で支払えるようになりました。

そして高校生になり…

忙しくなった+スマホを手に入れた

などが原因だと思います。

奨学金の申請を「明日書く」と先のばしが続きます。

いくつか申請期間が過ぎてしまいました。

今年、アメリカに行って向こうの高校でプレゼンをするというプログラムに合格し、

4月にNYに行く事も出来ました。

そして学校は急遽「短期留学手当」と言うものを作ってくれ、

アメリカで経験した事。プレゼンに対してなど作文に書くか、

スライド(動画)を作って提出すれば、

数万円の補助を貰えるのです。

これは、次男が提出さえすれば貰えるのです。

しかし、後回しが続き、もう3カ月近くになろうとしています。

簡単に言えば、次男は面倒なのです…

私はずっともどかしく感じていました。

他にも、奨学金申請出来るものがいくつかあります。

しかし、準備しようとしないのです。

私は「どうして書こうとしないのか理解ができない」

「これも主が下さった祝福じゃない? 祝福をあげると言ってくれてるのに、

どうして受け取ろうとしないの?」

「目の前に祝福を置いて下さっているのに…」と言う思い。

今から、大学に向けての奨学金申請もあります。

日本の大学に行きたい!と言ってるのに、

どうして率先して申請しようとしないのか…

私はもどかしく、イライラ。

すると、先日、

学校から帰って来た次男は「あーピンチだわ」と言うのです。

「先生に、中学3年生に向けた校外で行われる「高校学校説明会」に参加して欲しいと言われた。」

「そして、NYで経験したものをプレゼンして欲しい」と言われたそうです。

…私はその話を聞いてクスっと笑えました。

期限を決められ、絶対にNYのプレゼンを作らないといけない状況になったのです。

それを提出すれば、短期留学手当も申請出来るのです。

なんか…私は、主が「さあ、あなたに与える祝福だよ。取って食べなさい!」と

短期留学手当と言うものを作ってくれたように思っていました。

でも、次男は面倒と言う理由で、取って食べない…

そんな主は、絶対にプレゼンを作らないといけない状況を作られたのです。

まるで、自分で食べようとしない次男に、

主がスプーンで食べさせている様に感じました。

それと同時に…

私は、次男の心を変えようとしていた事に気が付きました。

色々な言葉を使って、私は人の心を変えようと努力していたのです。

主は「あなたの足の道筋に心を配り…」と言われています。

自分の事に気を付けなさい!と言われているのに、

私は、次男の心を動かそうとしていたのです。

もう一度、祈ろうと思います。

「主よ。あなたの息子です。どうかあなたが育てて下さい。」

私は、11年も油のつぼを持っていながら、

私はまだ、先の事を心配している…💦

PS. 今日も、心を込めて一言、心の中でお祈りお願いします。「主よ。あの土地が私たち(LOVE BIBLE)に与えられますように!」(ブログ2023.04.28~)

タイトルとURLをコピーしました