今日、私がするべき事【創世記41:16】

2024年

ヨセフはファラオに答えて言った。「私ではありません。神がファラオの繁栄を知らせてくださるのです。」

創世記41:16

ファラオ王は2つの夢を見ました。

ナイルから肥えた雌牛が7頭出て来て、葦の中で草をはんでいました。

そこへ瘦せ細った見にくい雌牛7頭が出て来て、肥えた雌牛を食べてのです。

しかし痩せた雌牛は肥えた雌牛を食べても、変わらず痩せ細っており醜かったのです。

もう1つの夢は、

肥えた良い7つの穂が、東風に焼けた、しなびた7つの穂に飲み込まれたのです。

ファラオが夢を見て、ヨセフが牢獄から出る時が訪れたのです。

ヨセフは主によってファラオの夢は、これから来る7年の豊作、その後に7年の飢きんが来ると解き明かしたのです。

私がヨセフなら、どうだったでしょうか。

待ちに待った主の時が来たのです。

「解き明かしですか? 主に祈り、解き明かしをしてみましょう! 」と、前のめりになると思います。

そして沢山の褒美を得て、自分の故郷であるカナンの地に帰ろう!と考えると思います…

そして心の中で、

「あ~、昔見たあの夢は、私がファラオから沢山の褒美を手にして故郷に帰り、それを家族に見せることにより、親兄弟が私に礼を尽くすのではないか…」と考えてしまうのではないか…

そんな事を想像してみると、

私はなんて自分の事しか考えれない人間なんだと思います…

とりあえず、自分が見た夢を成就させたいのです。

自分が親兄弟から認められ、崇められたい…

そして兄たちの悪を明らかにしたい。許すのは兄たちを見てそれから…

はぁ… 私って…💦

ヨセフは、ファラオに呼ばれ、王を目の前にして「夢を解き明かせるのか?」と聞かれた時、

「私ではありません。神がファラオの繁栄を知らせてくださるのです。」と答えました。

私だったら、多分…「主が ‟私を通して”、解き明かしをして下さいます」と答えたと思います。

ヨセフがファラオに言った一言には「自分」という言葉がありません。

100%、神なのです。

この一言に、料理官長が忘れていたこの2年間、ヨセフがどの様に過ごしたかが見えます。

ヨセフはこの2年間も、主と良い関係を築いたのです。

頑張って頑張って、耐え忍んで時を待ったというより、

ヨセフは、本当に主の愛と導きの中を感謝な心で過ごしたのです。

ヨセフは解き明かしをしました。

そしてヨセフが私と違う点は、まだあります。

解き明かしをする事により、ヨセフも神の計画を知ったのです。

神の計画を知ったヨセフは、自分の使命を受け取ったのです。

神の計画を知った自分は、これから何をしないといけないか…という事を同時に悟ったのです。

そしてファラオ王に、これからどのようにするべきかと言う助言をしたのです。

7年の大豊作の後、7年の非常に厳しい飢きん。

ファラオに、知恵のある人を見つけ、その者をエジプトの国の上に置き、

国中の監督官を任命し、豊作の七年間に、エジプトの地に備えをするように助言したのです。

ファラオの権威のもとに、町々に穀物をたくわえ、保管させたのです。

この助言を聞いて「ファラオとすべての家臣たちの心にかなった」と記録されています。

ファラオだけに気に入られたのではなく、家臣たちの心にもかなったのです。

私たちがする事は…

今、自分の置かれた場所で「主と良い関係を築く事」

ヨセフは、奴隷としてエジプトに来てから13年間、

主と良い関係を持ったのです。

自分の環境によらず、周りの人の影響によらず、

主だけを見上げ、主と共に過ごしたのです。

ヨセフのような信仰が欲しい…

今日も、主と共に歩みましょう。

自分の置かれた環境は主が与えて下さったものと信じ、与えられた場所で主のしもべとして仕えるのです。

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